マイスターです。
報道しているメディアはまだ少ないようですが、重要なニュースを見つけました。
【教育関連ニュース】—————————————–
■「大学の学部、共同設置可能に・文科省、学校教育法改正へ」(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070924AT1G1804423092007.html
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文部科学省は大学同士が学部を共同設置できるよう、学校教育法を改正する方針を固めた。国公私立の垣根にとらわれず、柔軟に連携できるようにする。施設の共同利用なども幅広く促す方向で、特色のある大学間連携策には2008年度から財政支援も始める。同省は規模の小さい大学が多い地方で連携が進めば、大学運営の効率化が期待できるとみている。大学の再編がさらに進む可能性もある。
(上記記事より)
大学院には「連合大学院」なんていう取り組みが既にありますが、学部段階となると、世間に与えるインパクトはさらに大きいでしょう。
リソースを共有することによる教育上のメリットもさることながら、
「規模の小さい大学が多い地方で連携が進めば、大学運営の効率化が期待できるとみている。大学の再編がさらに進む可能性もある。」
という部分が、やはり一番の狙いなのかな……と思ってしまいます。
共同設置というのは、どういう形をとるのでしょうか。
例えば
●A大学 連合理工学部
●B大学 連合理工学部
みたいな形でそれぞれの大学の学部として登録され、単位もそれぞれで認定するけれど、必要な土地や教員は双方で出し合っている……とかでしょうか?
もしそうなら、大学にとってのメリットはわかりやすいです。少ないリソースで学部を新設できますし、単位認定も複雑ではなさそうです。
ちなみに、
●(その分野の)優れた教員はいるけど、土地は持っていない大学
×
●「土地が余っている大学」
……なんて組合せもアリなのでしょうか?
何しろ詳細がわかりませんので、まずは速報と言うことで。
今後、また詳しくご紹介したいと思います。
以上、マイスターでした。