さて問題、ここはどこでしょう?
広さといい、形といい、まるで『愛・地球博』の会場地図!
…のように見えますが、違います。
これこそ、今のところ沖縄唯一の国立大学である、琉球大学のキャンパスです。
っていうか、どこを観光しているんだ、自分。orz…
つい、キャンパスウォッチャーの血が騒いでしまいました。
というわけで、久しぶりにキャンパスウォッチングの様子をお伝えします。
しかし、このキャンパス、広すぎます!
上記は、キャンパスの端からもう15分くらいは歩いたぞという地点で撮影した写真なのですが、まだまだ、遙か彼方までずっと大学。
横断するのに、歩いて30分以上かかります。マジで。
国立大学はだいたいどこも広いキャンパスを持っていますが、これはマイスターがこれまで訪れた中でも別格です…。
大学中央の事務局棟に歩いていく間、2回ほど、迷子になりました。
以前の記事で、琉球大学の歴史についてちょっとだけ触れましたが、実際に行ってみてはじめてわかるその実態。
とにかくでけぇの一言です。
↑「開学の鐘」というのがありました。
実はこれ、米軍使用済みのガスボンベです。
こんなところからも、独特の歴史を感じます。
↑校舎にシーサーが飾られているのは、沖縄っぽいですね。
広すぎて、とても、全体をまわることはできませんでした。
ついでに、自然もいっぱいです。
キャンパス内の農園付近で、「ハブ出没注意」の看板も見かけました。
琉大のみなさん、気を付けてください。
今日初めて知ったのですが、
沖縄県内の大学で、自然科学系の学問を学べるのは、琉球大学だけなのだそうです。
県内には他に県立芸術大学と、私立大学がいくつかありますが、それらはみな人文科学系や社会科学系。
つまり理学、工学、農学、医学などの分野を学びたかったら、国立大学である琉球大を受験するか、県外に行くかのどちらかを選ばないといけないのです。
琉球大の独占市場。
沖縄の高校生は、なかなか大変です。
そしてもう一カ所、沖縄で一度どうしても見てみたかった場所がありました。
それは、沖縄国際大学です。
大学職員の方は、この名前を聞けば「あっ」と思うことでしょう。
それ以外の一般の方も、ご存じだと思います。
そう、この沖縄国際大学は、
2004年8月13日、キャンパス内に米軍ヘリが墜落するという、
前代未聞の大惨事に襲われた大学です。
■(沖縄国際大学)
http://www.okiu.ac.jp
全国的に、テレビや新聞で報道がされましたから、もちろんマイスターも事故後、すぐに知りました。
あれだけの事故で犠牲者が一人も出なかったことは、まさに奇跡だったというほかありません。
米軍基地がすぐ近くという話を聞いていましたが、どのくらい近いのか?
事故現場は今、どうなっているのか?
そんなことが、気になっていました。
今回、思いがけず沖縄に行く機会を得られたので、ぜひ自分の目でその沖縄国際大学
を見てみたいと思った次第です。
ただ、旅行中につき、ネット環境がいまひとつですので、これについては帰宅後にお伝えします。
以上、マイスターでした。
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(関連記事)
・沖縄科学技術大学院大学とは?
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50119391.html