文科省メルマガ『大学改革GPナビ-Good Practice-』他 一般配信スタート!

マイスターです。

以前、

・「大学改革GPナビ-Good Practice-」 一般配信される予定!
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50075058.html

という記事にて、文部科学省のメールマガジン『GPナビ』が一般配信される予定であることをお知らせしました。

そんな『GPナビ』ですが、この1月から、一般配信が可能になったそうです

今回も、文部科学省のご担当者の方から直接、メールにてお知らせいただきました。
(お忙しいところ、ありがとうございます!)

一般配信登録は以下のURLから行えます。
見てみたところ、初等中等教育に関するメールマガジンも、あわせて登録が可能となっておりました。

■「メールマガジンの配信について」(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/magazine/index.htm

「大学改革GPナビ-Good Practice-」は月1回程度、
「初中教育ニュース」(初等中等教育局メールマガジン)は毎月第2、第4木曜日その他不定期に配信とのことです。

大学関係者の方は『GPナビ』を、
初等中等教育の関係者は『初中教育ニュース』を登録するといいですよ…

とつい言ってしまいそうですが、ここはぜひ、双方の関係者とも、両方のメールマガジンを登録していただければと思います

教育事業というのは、社会をつくりあげる行為だとマイスターは思っています。
人間の一生に関わる事業だと思っています。

小学校の関係者は、1年生がそれまでどんな時間を過ごしてきたのかについて無関心ではいられないでしょうし、6年生が中学校に進学した後、どんな教育を受けていくのかいつも気にしていると思います。
中学校の関係者も、高校、大学の関係者も、そこはみな同じです。

人が生まれ、学び、卒業し、社会に出て(もしかするとまた学校に戻ってきて)、社会の一員として暮らしていく、そんな一生の流れすべてに関心を持っているのが、教育産業で働くプロというものでありましょう。

そんなプロの方々にとって、これらのメールマガジンは良質な情報源のひとつとなるはず!
片方だけなんてもったいないですから、ぜひ、両方登録してみてはいかがでしょうか。無料だし。
(マイスターもさっそく、両方登録してみました)

また、昨年12月から、新たな試みとして、↓こんなレポートの公開も始まったそうです。

■「特色GP・現代GPイベント~インフォメーション&レポート~」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/tokushoku/05122101.htm

これは、特色GP・現代GPに選定された各校が主催するイベントについての情報をまとめているページです。
主催者の各校とっては、教育業界に自分たちの取り組みをアピールする格好の機会です。
他大学にとっては、他校の優れた取り組みを知るアンテナの一つになりますね。
とっても便利です!

マイスターはさらに、高校の教職員や受験生にこのページを見ていただたいと思います。
偏差値ランキング表には必ずしも反映されない、各校の教育力が見えると思います。
こうした情報を高校の関係者にチェックしていただくことは、日本の大学教育を活性化させることにつながるはずです。

イベント終了後には主催者からイベントの実施結果が報告されるというのが、評価できるところです。
このインフォーメーション&レポートのページが、常に各校の情報でギッシリ埋まっているようになるといいですね。

ところで、ちょっと話は変わりますが、
考えてみれば、産業界でも、注目を集める良い取り組みについてはセミナーや研究会などで情報を共有しています。

マイスターは以前、広報プロデューサーとして働いていた頃、「日本広告主協会 web広告研究会」というところに加わっていたのですが、この会ではかなり頻繁に、web広告に関する各企業の取り組みについて発表しあっていました。

■「セミナー・フォーラム」(web広告研究会)
http://www2.wab.ne.jp/event_list_open.php

お互いに情報を交換しあったり、学びあったりするというのは、学校関係者だけに見られる特徴だと思われていますが(マイスターもしばしばそんな風に書いてしまいますが)、こうして思い返してみると、企業の方も案外、やってましたね…。

(注:業種にもよります)

マイスターがプロデューサーとして担当していた某企業の広報担当者の方も、発表していました。

このweb広告研究会で得られる情報は、有意義なものばかりでした。
「えっ、競合他社の前でそんなこと言っちゃっていいの?」
ってことも、ポロッと聞けたりしました。
何しろセミナーの壇上に上がるのは、各業種の中でキラリと光る優れた取り組みを手がけた担当者ばかりですから、勉強になりました。

<正会員(登録2名):1口210,000円/年>

と、入会費はお安くありませんが、広報や宣伝、広告に関する企業の先端的な取り組みを知る機会と考えれば高くもありません。
大学の広報担当者を2名送り込んだら、相当レベルアップできると思います。
(ただし、あくまで「研究会」ですから、ただ他業種の情報をもらうだけではなく、実際に自分たちもワーキンググループに参加して会に貢献する必要がありますので、そこはご了解ください。でも勉強になっていいですよ)

今、改めてweb広告研究会の会員社一覧を見てみたら、学校法人として唯一、青山学院大学が加盟していました。
やるな、青学!

他の組織の優れた取り組みについて情報を集め、そこから学ぶ。
そのための手段は、色々とあるわけですね。

大学行政管理学会や、21世紀大学経営協会などももちろんですが、
今回ご紹介した文部科学省のメールマガジンや、
企業が中心となっている研究会などからも、得られるものは多いと思います。

ぜひ、積極的にご活用ください。

以上、マイスターでした。

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(関連記事)
・文部科学省メールマガジンの問題
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50061763.html
・「大学改革GPナビ-Good Practice-」 一般配信される予定!
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50075058.html