大学職員の学習・交流の場をどんどん見つけてます

マイスターです。

今日は、↓この公開研究会に参加していました。

■筑波大学 大学研究センター 公開研究会
http://130.158.176.12/j_index.html

以前も参加した研究会で、非常に参考になります。

上記のリンクにある研究会の案内、お使いのPCの環境によってはクリックしても正しく表示されません。
その場合は、以下のように読んでください。

○上記の、筑波大学研究センターのwebサイトを開きます。
○すると、右のフレームに、
 「平成17年度第2回短期集中公開研究会のお知らせ NEW!
  PDFファイルはこちら」
という記述があります。
○そこで、「PDFファイルはこちら」のリンク部分を、右クリックしましょう。
○ウィンドウメニューで、「対象をファイルに保存」を選んで、自分のPCにダウンロードしましょう。
○「kaisaiannai」という、拡張子の付いていないファイルがダウンロードできます。
 そう、ファイル名に問題があったのですね。
○これを「kaisaiannai.pdf」と改名しましょう。これで読めます。
(このエラー、かなり前に事務局にご連絡さしあげたんですが、直っていません。他の方は大丈夫だったのかな?)

全5回の公開研究会シリーズです。
今日、第一回目があったわけですが、もしかするとまだ受け付けてくれるかも知れません。
(今日の会で「今回は参加者が非常に多い」とおっしゃっていたので、もしかするとダメかも知れませんが…)

※なお、過去の研究会が、書籍にまとめられて販売されています。
ご参考までに。
<
font color=”F25B00″>・大学事務職員から大学経営人材へ
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/24031045.html

というわけで、今日は全5回のシリーズの、スタート日だったのです。
なので、名刺交換会を兼ねた懇親会もありました。

マイスター的に、今回の目玉は、次回の12月6 日(火)の回です。

研究会の案内によると、この日は、
講師:「東京理科大学若手事務職員チーム(4名)」
と書かれているんです。

もう、これが楽しみで楽しみで。

この研究会シリーズ、いつも講師は
アドミニストレーターとして成果を上げている方や、
大学経営研究の第一人者の方々で、

それはそれはものすごく貴重で有意義なのですが、

実際に働いている他大の若手職員さん達のグループの発表を聞いて、
問題意識を共有できるというのも面白そうではないですか!

この研究会では、かならず質問の時間を多めに取ってくれますから、
マイスターもぜひ、次回はディスカッションに加わりたいと思います!
(もちろん、手を挙げて「マイスターです」なんて名乗ったりはしませんが…)

ところで、今や大学職員の勉強の場には、これまで本ブログでご紹介してきただけでも、

■大学行政管理学会
http://www.ne.jp/asahi/juam/office/

■FMICS 高等教育問題研究会
http://www.fmics.org/

■21世紀大学経営協会[U-MA21] http://www.u-ma21.com/

など、様々なものがあります。

しかし、こうして広く知られている活動以外にも、
企業や官公庁などが主導する、単発のセミナーなどは数多くあるようです。

○私立大学情報教育協会
http://www.shijokyo.or.jp/

↑たとえばこれ。
私立大学職員にはおなじみ、「私情協」です。

私立大学の職員になると、たいてい、一年目はこの私情協主催の合宿セミナーに参加することになります。

「そう言えば○○君、浜名湖行ったの?」

は、ベテラン職員が若手職員にかける挨拶です。

全国津々浦々から集合した私立大学の若手職員百人以上が、
豪華ホテルの大ホールで名刺交換をしまくる様は、壮観です。

夜になるとみな酔っぱらい、
「俺たちがこれからの日本の大学業界を作っていくぞ!」
みたいなノリになるのが、最高です。

国立大学職員の皆様にも、同じような交流の場があるのだと思います。

国立大学が法人化したことにより、国公私立の研修もそのうちシャッフルされたりしたらおもしろいよなぁ、と思います。

逆に言うと、これまでは、こんな「大学職員としての能力開発の場」すらも、
国立と私立でバラバラだったのですね。
考えてみると、そっちの方が、不思議かも知れません。

いかに、国立大学の職員と、私立大学の職員で、求められる役割や職能が異なっていたということか。

試しに、私情協の浜名湖研修みたいに、シャッフル研修会をしてみたらどうでしょうか?
で、夜通し飲みながら語り合ったら、お互いの共通点と、異なる点がわかっていいと思いますよ。

公立大学の研修機会は、マイスターが予想するには、
また上記の二つとはまるで違うんじゃないでしょうか?

自治体職員向けの研修を受ける機会がいっぱいありそうです。

しかし、思えば一年間。他にも様々な研修に参加してきました、マイスター。

また、「大学職員.network」で教えていただいた情報で知ったのですが、

○「SCS活用セミナー2005:大学職員のための教務セミナー」
http://www.nime.ac.jp/SCS/semi/seminar2005/4/4.html

↑こんなのとか、あるのですね。

これ、マイスター、知りませんでした。

私立大学向けに企画されている研修と、
公立大学向けに企画されている研修と、
国立大学向けに企画されている研修、

これらの内容や、リリース媒体などの違いを比較するだけでも、
けっこういい大学組織研究のテーマになるんじゃないでしょうかね?
なんて思います。

どなたか、修士論文や博士論文のテーマとして、いかがでしょうか?

結局のところ大学職員には、
いったい、どのくらいこうした勉強の場があるのでしょうか?
一般の民間企業より、多くの機会が用意されているような気がしますよ。

「大学職員.network」を利用して、情報を募ってみようかな。

なんて思う、マイスターでした。

4 件のコメント

  • 漫然と過ごしてしまいがちな毎日ですが,マイスターさんのブログを読むことで大いなる知的刺激を受けつつ前向きに業務に取り組んでおります。
    さて,マイスターさんもご存知かもしれませんが,
    八王子にある大学セミナーハウスで行われている
    「大学職員セミナー」は国公私立大学の職員が一堂に会して行われる唯一の研修会だそうです。私も参加したことがありますが,割と少人数で行われる分科会や桜美林の高橋先生考案の自己表現トレーニングなどはとても有意義で中身の濃いものでした。
    http://www.seminarhouse.or.jp/

  • 大学職員セミナーが国公私立大学の職員が一堂に会する唯一の研修会
    というコメントがありましたが、語弊がありますので、フォローして
    おきます。日本学生支援機構が行う学生系の研修においても、従来か
    ら国公私立の職員が一堂に会して研修をしておりますし、桜美林大学
    の公開研究会などでも多くの国公私立の若手職員が参加しています。
    さらには、筑波大学の大学院試行プログラムにおいても同様です。
    要は、そのような場を有意義と捉え、国公私立の垣根を越えて情報交
    換しようとする意識の持ちようだと思います。
    そのあたりの気の持ちようが従来は薄かったということです。
    当然、これからは違いますが・・・。

  • 「国立大学職員」様:
    マイスターです。
    せっかくコメントをいただいたのに、お返事が遅くなって、大変失礼いたしました。
    そうですよね、「大学セミナーハウス」での研修は、国公私立大学がともに同じテーマについて学べる場所でした。
    実は、私自身が、まだこちらのセミナーを経験できていません。
    ぜひ、参加してみたいと思います。
    情報、ありがとうございます!

  • 「とある国立大学法人職員」様:
    マイスターです。
    同じく、お返事が遅れて大変失礼いたしました。
    なるほど、とても参考になるご意見です!
    で、私も気づいたのですが、本学の場合、
    「大学が用意してくれる研修」
    は、私立大学限定のものばかりでした。
    一方、私が自分で勝手に出かけている研修や講演、筑波大の公開研究会などでは、国公私立が混在していました。
    現在は、「その気になれば自主的にネットワークを作れる。でも、学内の研修だけに甘んじていたら、変わらない」という状態なのかもしれませんね。