夏休みで家にいるので、参院本会議の中継をテレビで見ていたマイスターです。
採決前の討論もわかりやすくて、結構、面白かったです。
働いている人は夜にダイジェストを見るわけですが、討論をフルで見られないわけですが、それは不思議で、もったいないことですよね。
HDDレコーダーで録画すれば見られるのでしょうが…自分も含め、わざわざ録画する人はいないだろうなぁ。
ちなみに結果は、郵政民営化法案、否決でした。
リクナビの、新人社会人向けのメルマガで、給与の判定ツールが公開されています。
■『リクナビCAFE いろいろ世間相場「あなたの給料は高い?安い?」』
http://cafe.rikunabi.com/cfsd010.cgi
リクナビ関係のツールは良くできている物が多いので、よく暇つぶしに遊んでます。
職種の選択で、「公務員、団体職員」か、「教育、インストラクター、通訳、翻訳」か、どちらを選ぶかちょっと迷うのは、マイスターだけではないかも。
結局「教育、インストラクター、通訳、翻訳」で、自分の給与と年齢、労働時間を入れてマイスターが判定してみた結果は、↓これ。
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<あなたの給与タイプは『オイシイ生活!!』です>
【 あなたの年収は? 】
現在のあなたの年収額は、同年代に比べると多少高め。お金には困らないでしょうが、何か欠けているものはありませんか? 例えば仕事における充実感。または、プライベートな時間などなど。もし、現在の収入でそれに見合うだけのゆとりの時間があれば、あなたはベストポジションにいるといえるでしょう。しかし、仕事の内容や私生活が充実していなければ、常に「何かが足りない」とボヤキ続けることになるかも。
【 あなたの「時給」は? 】
あなたは、最低限の労力でそれなりの収入を得ている、まさに「楽して儲ける」人か、そうでなければ、年収そのものが非常に高くて日々忙しく働いている人かどちらかでしょう。いずれにしても時間を有効に使えるかどうかが、あなたの生活を充実させるカギになりそうです。貴重な時間を遊びまくるもよし、さらなるスキルアップを目指して、ひたすら勉強に打ち込むもよし。今後のエンジョイライフはあなた次第!
【 あなたの職種全体の傾向は? 】
あなたの職種全体の平均値は全49職種中、平均年収は9位、平均労働時間は29位、平均時給は10位でした。小中高大の教師・講師をはじめ、OA・スポーツインストラクター、通訳・翻訳など、広く教育に関わる仕事全体が含まれます。年収や時給が高く、仕事が定時に終わることが多いということもさることながら、「この仕事をしたい」という強い志望動機をもった人が多いため、全職種中2位の74%という高い満足度に結びついています。
(以上、『リクナビCAFE いろいろ世間相場「あなたの給料は高い?安い?」』
の診断結果を掲載)
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この診断結果は、自分の普段の実感と、そうかけ離れてもいないように思います。
リクナビのデータは、全職種、全業界を網羅しているのが特徴です。
日本全体で見ると、現状では、私は「楽して儲ける、オイシイ生活」タイプの働き方をしているのでしょうね…。
そんなに稼いでいるわけではありませんが、
「この労働時間で」
「この年齢で」
「この時給」
という分析をすると、やっぱり他の産業より、まだまだオイシイ生活と言えるのだと思います。
こうした恵まれた労働環境は、およそ半世紀に渡って構築されてきた結果でしょう。
日本の高度経済成長においては、
大学の人材育成制度と、企業(&社会)のニーズが合致していたことが、
社会にとってプラスになっていたわけです。
大学は社会の期待通りに機能していたわけです。
なので、その結果得られた現在のこの充実した福利厚生や給与水準は、そう否定されるものでもないと思います。
ただ、今後は、このままではいけないのでしょうね。
高度経済成長期においては、大学に限らず日本中のあらゆる産業の給与水準が伸びていました。
しかし、バブル崩壊後の90年代を通じて、現在は各産業とも、経済水準を保つために必死の努力をしています。
しかし大学には、こうした日本の立て直しに関連して、これまで直接的なプレッシャーがかかってこなかったように思います。
そのためか、産業としての改革は、他業種よりかなり後手にまわっているようです。
その結果が、冒頭で紹介したマイスターの給与診断結果「オイシイ生活」にも表れているのではないでしょうか。
こういっては何ですが、「少子化」は、そんな大学にショックを与える、ちょうどいい機会なのかもしれませんね。
民間企業では、バブル崩壊、IT技術の普及、中国の台頭、などが産業変革を迫る「隕石」として考えられていました。
(自らの体質を変えないと、恐竜のように大きな組織も滅んでしまう、という意味で、ソニーの会長がかつて「インターネットは隕石である」と発言していました)
大学の場合、
「少子化は隕石である」
ということになるのかな。
オイシイ生活を手放したくない方は、必死にがんばるしかないですね。
ちなみにマイスター、前職での条件を入力してみたら、
<あなたの給与タイプは『人生金じゃない』です>
という結果が出てきました。
なんだそりゃ…orz
みなさんも、試してみてください。
自分の、日本全体でのポジションがわかっておもしろいですよ。
年齢別、職種別の給与水準も示されますので、他業種に行った同期との比較もできます。
大学にも年齢にも職種にもよりますが、おそらくかなりの方が、平均以上の水準を得ていると診断されるはず。
現在、どれだけオイシイ生活をしているか、実感できるのではないでしょうか。
今日も、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。