■「評判のよい保育園づくりにCRMを活用」IT Pro SMB+IT
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/smbit/smbit/20050527/161634/
-みつばの古宮清隆社長は「保護者から評価される保育園を運営する上でビジネス手法は活用できるはず」と語る。待機児童が解消されない一方で、評判の悪い保育所は定員割れもある。みつばが運営する保育所は1カ所のみだが、今後複数の保育所を運営し、それぞれの質を保っていくには、本部の管理体制を整備する必要がある。そこでCRMサービスの活用を考え付いたのだ。-(上記記事より)
教育現場での安易なCRMの導入は、こどもたちへの対応を「マニュアル的」にしてしまうのでは?といった批判は、あると思います。
ただ、CRMの考え方自体は、学校運営のいたるところで活用できるのではないでしょうか。
例えば、全国に大量にいる受験生と十分なコミュニケーションをとるのには限界がありますが、CRMのシステムを入れることで、個別対応情報の蓄積&活用が容易になるかもしれません。
そのほか、企業リクルーターとの関係作り、セミナーやシンポジウム参加者の情報共有などにも使えそうです。
もっとも、個人情報の取得と利用に関しては個人情報情報保護法を始め様々な規制がありますし、いまや情報を保持していることは、(それが漏洩したときの)リスクを抱えていることと同じですので、そのあたりは十分に検討しなければいけませんが。