マイスターです。
独立行政法人 科学技術振興機構が運営している、「SciencePortal」というサイトがあります。
■SciencePortal
http://scienceportal.jp/
大学関連の話題を追う上で、非常に便利なサイトの一つです。
その中に、「レビュー」というコンテンツがあります。
■「レビュー」(SciencePortal)
http://scienceportal.jp/news/review/
各種の新聞やニュース、その他注目の話題や様々な機関のプレスリリースについての、記者によるレビューを紹介していくコンテンツです。
ここに最近、「大学広報誌拾い読み」というレビューが載るようになりました。
大学関係者でも、ご存じない方がけっこう多いのではないでしょうか。
【教育関連ニュース】—————————————–
■「『坊っちゃん』から育む地域文化 大学広報誌拾い読み」(SciencePortal)
http://scienceportal.jp/news/review/0708/0708131.html
■「塾の禁止?-大学広報誌拾い読み」(SciencePortal)
http://scienceportal.jp/news/review/0708/0708171.html
■「『右へ倣え』は困りもの-大学広報誌拾い読み」(SciencePortal)
http://scienceportal.jp/news/review/0708/0708161.html
■「歴史認識、ナショナリズムを科学することは可能か?-大学広報誌拾い読み」(SciencePortal)
http://scienceportal.jp/news/review/0708/0708151.html
■「ブーメランはなぜ戻って来る?-大学広報誌拾い読み」(SciencePortal)
http://scienceportal.jp/news/review/0708/0708141.html
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大学が出している広報誌をこうして読みあさっている人がいるのだ、という点だけでも、何か新鮮です。
大学の広報誌というのは、いちおう社会に広く読まれることも考えられてはいるものの、基本的にメインの読者となるのはその大学の構成員の方々です。
そんな「大学構成員の、大学構成員による、大学構成員のためのメディア」という認識で書かれている文章が、こうして外部の方に読み比べられレビューされているなんて、おそらく元の記事を書かれた方々も想像していないのではないでしょうか。
大学広報誌に寄せられている文章には、非常に内容がおもしろく、部外者が客観的に読んでも興味をひかれるようなものもあります。
かと思うと、「どうせ学内の人間しか読まないだろう」という前提があるからか、少々暴論(?)と感じられる文章も掲載されていたりします。
執筆者は基本的に、その大学の教員。
ですから、続けて読んでいると、その大学の学風(?)が、なんとなく感じられるかも知れません。
そんなわけで、ちょっと変わったレビュー。
普段、他大学の広報誌なんて読む機会はないでしょうから、たまにこういったレビューを見ていると、ちょっとした発見があるかもしれませんよ。
以上、マイスターでした。