転職して失ったものをひとつ挙げろと言われたら、「学食の昼食」と答えるマイスターです。
安くて栄養バランスが考えられている学食は、生活の上で、実は大きなアドバンテージでした。
そんなわけで今日は↓こんな話題をご紹介します。
【教育関連ニュース】—————————————–
■「新大生に『朝食定期券』好評」(新潟日報)
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=568
————————————————————
学生の「朝食抜き」に歯止めをかけようと、新潟大学生活協同組合(山崎健理事長)が4月から発行を始めた朝食定期券が人気を集めている。食べるごとにお金を払うのではなく、定期とすることで毎日朝食を食べる習慣をつけてもらう点がミソ。同生協では「学生の健康維持や学習意欲向上につなげたい」と“定期効果”を期待している。
(略)定期を買えるのは学生、大学院生、研究生ら。前期(4月―8月中旬)と後期(10月―2月中旬)の各80日分の朝食が食べられる定期券をそれぞれ2万円で販売する。途中から申し込む場合は、日割り計算で定期の購入金額が安くなるが、食べなかった分は払い戻されない。
1食当たりの単価は300円。すべて利用すれば4000円分、得になる。初めての受け付けとなった前期は、当初見込みの100人を大きく上回る140人が登録。その9割以上が今春入学した1年生で、男子の割合が高い。
「1日3食食べる習慣をつけさせることで、学生の健康維持につなげたい」。同生協の長谷川卓店長(31)は定期券発行の狙いを語る。大学側も「朝食をとることで学習意欲も上がる」(学生支援課)と生協の取り組みを評価する。
(上記記事より)
大変すばらしい取り組みだと感心しました。
実家から通われている学生さんはともかく、一人暮らしだと、やはり食生活がおろそかになりがちです。食事付きの学生寮に住んでいる方……というのは、年々減っているんじゃないかと思いますし。
学食の朝食定期券が人気を集めるのも頷けます。
生活サイクルの乱れは、学業にも影響を与えます。
学生さんの生活をサポートするだけではなく、学習のための環境を整えるという意味でも、良い取り組みだとマイスターは思うのですが、いかがでしょうか。
海外の大学では、キャンパス内の寮で生活する学生がほとんどというところもあります。そういった大学では朝食に限らず、学食での食事を年間パスポートのような形で提供するところも結構あると聞いていますが、それに近いかもしれません。
こういった配慮は、保護者の支持も集めると思います。
ぜひとも、他大学でも参考にしていただきたい事例だなと思い、紹介させていただきました。
以上、新潟大の学生さんがうらやましいマイスターでした。