大学の、「学生とも、センセイとも連絡をよくとる部署」にいます。
また、外部の業者さんとも、縁がないわけではありません。
つまり、電話が問題なんです。
「高橋です」とだけ名乗ってきた男が、どっかの学科に所属する高橋先生であるのか、本学の学生であるのか、すぐにはわからないケースが少なくありません。
大抵はその後の会話の内容で、「あぁ、○○学科の非常勤講師だな」とか、「夜間の学生」だな、とか判断できるのですが、たまに?マークがついたままで会話の用件だけを聞き続ける事態に陥ります。
センセイ方の中は、完全に事務員を「秘書」のようなものと思われており、ロクに名乗りもしないで用件だけを述べる方が少なからずいる、ってのが事態をややこしくする最大の要因。
学生は学生で、やっぱり学科・学年はおろか名前を名乗らず、センセイか?くらいに口調が横柄なのが多い。学生だと思ってたら実は親だった、なんてことも。
「○○電気システムの△△です」という名乗り方の場合は、そのなんたらシステムが、お付き合いのある業者の名前なのか、非常勤講師が所属する企業、または他大学の学科名称なのか、という判断が求められます。
必ず顔見知りの担当者が電話に出るとは限らないのが、オフィスってやつです。
そんなわけで、現場が混乱しますので、大学に電話するときは、
・所属と名前
・どんな用件、目的で
・誰に電話をしているのか
…を最初に、はっきり明確に伝えましょう。
むぅ、こうして書くと、まるで中学の体育教官室前の貼り紙のようだ。
でも、これを言っていただくと、結果的に問題の解決が早いですぜ。
大学ってのは、ステークホルダーがそれなりに多い組織なんで、誰から来た電話かがわからないと、対処のしようがないのさ。