学園祭シーズンが今年も到来

マイスターです。

そろそろ、学園祭のシーズンですね。

マイスターも、毎年、どこかしらの学園祭に行っています。
大学に勤めていたときは、当然、勤め先のキャンパスの学園祭を楽しみましたし、他大学の学園祭に行くのも好きです。

どうもマイスターは、国際開発援助とか、そのあたりのゼミやサークルの発表をよく見てまわっているような気がします。

海外で実際にリサーチしてきた結果を発表したり、自分達で立ち上げたボランティア活動の様子を報告したり、現地で撮ったドキュメンタリー映像作品を上映したりする団体が、大きな大学だと大抵、あります。
ちょっと本格的な団体だと、現地の関係者や、その地域からの留学生をゲストとして呼んでいたりして、面白いです。

理論と実際の狭間で学ぶ学生の視点だからこそできる企画。
そんな発表から、刺激を受けることは多いです。

自分も学園祭を回っているうちに、そういう団体の発表に多く触れ、結果的にそういった分野に関心を持つようになったかも知れません。

楽しみ方は色々な、学園祭。
世間的には、どのように見られているのでしょうか。

【教育関連ニュース】—————————————–

■「大学祭は流行映す『鏡』 過去30年の出演者は…」(Asahi.com)
http://www.asahi.com/culture/update/1031/TKY200710310197.html
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大学祭シーズン。いくつもの大学を回る「学園祭クイーン」をはじめ、これまでどんなアーティストや文化人が大学に迎えられてきたのだろう。そして今年は ――。

(上記記事より)

というわけで、色々なメディアに学園祭関連の話題が登場し始めています。
世間的にはやはり、まず学園祭で呼ばれる有名人が関心を集めるのですね。

今年もお笑いタレント人気が続くなか、話題の人の名も見える。

明大祭(11月2〜4日)では、リリー・フランキーさんとみうらじゅんさんの対談や、キングコングなどが出演するお笑いライブを予定。青山学院大の青山祭(11月2〜5日)では、前夜祭のライブにDJ OZMAさんが出演。ルー大柴さん、山本梓さんらの講演などもある。

中央大の白門祭(11月1〜4日)では、倉木麻衣さんといきものがかりのライブが目玉だ。法政大の自主法政祭(11月22〜25日)では、スクービードゥーのライブや参院議員の丸山和也弁護士の講演を予定している。

痴漢冤罪を描いた映画「それでもボクはやってない」の周防正行監督の講演などがある立教大のセントポールズフェスティバル(11月2〜4日)では、受験生をターゲットにした公開授業もある。

(上記記事より)

大学によっては政治家や作家、映画監督、ジャーナリストなどをゲストに呼ぶようですね。

現代では、「とにかく、誰もが知っているような、テレビに出るような有名人を呼ぶ」というのが常識になっているような気がします。
個人的には、「そこにお金をかける必要はないのでは?」とか「呼ぶ人をもっと選んだ方が良いのでは?」と感じることも正直、あります。
しかし、「有名人が一人はいないと集客できない。どれだけ学術的に素晴らしい展示があっても、それを見てくれる来場者をまずは集めないといけない」という主催者側の考えも、分からなくはありません。
学園祭の企画担当者にとってはおそらく、その辺りの予算配分の辺りが、特に頭を悩ませるところなのでしょう。

ちなみに「呼ばれる側」にとっても、学園祭というのは色々とメリットがあるようです。出演料を稼ぐということもありますが、PR効果も絶大。
知名度がまだまだそれほど高くないミュージシャンや俳優、お笑い芸人などにとっては、経験値も積めて貴重な機会なのでしょう、たぶん。
(※マイスターは、「芸能人」「タレント」といった言葉は嫌いなので極力使いません)

各メディアも、自分達の都合に合わせて、「今年の学園祭人気ナンバーワンはこの人!」といった報道を繰り広げています。メディアによって人気ランキングが大きく違ったりして、けっこう適当です。

■「今年の学園祭キング予想、おっぱっぴー1位」(オリコン)
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/49225/#rk
■「今年の学園祭クイーン候補、No.1はリア・ディゾン」(オリコン)
http://rn.oricon.co.jp/news/ranking/49224/
■「今年の学園祭ライブキングは彼らだ!!」(excite music)
http://www.excite.co.jp/music/news/story/54816/
■「The Click Five(クリック・ファイヴ)が学園祭にやってくる!」(doops! music blog)
http://doops.jp/2007/10/post_375.html
■「京都で個性派揃いの学園祭ライブ」(ナタリー)
http://natalie.mu/news/show/id/3906

「テレビで見て知っている」度合いと「学園祭に呼びたい」度合いとがどの程度リンクしているのか、テレビをほとんど見ないマイスターにはよくわからないのですが……やっぱり、有名人に会いたいものなんでしょうかね。うーむ。

冒頭の記事には、↓こんな記述もあります。

「『ニート』って言うな!」を共同執筆した東北大院生の後藤和智さんは「最近はお笑い芸人が増えているといっても、アイドルに取って代わっただけ。流行に敏感という若者の気質は、昔も今も変わらない」とみる。

(「大学祭は流行映す『鏡』 過去30年の出演者は…」(Asahi.com)より)

「流行」を追ってみたい、ということのようです。なるほど。

しかしもちろん、こういった「有名人ゲスト」というのは学園祭のごく一部の側面に過ぎません。

出店あり、学術発表あり、サークルの活動報告あり、学生によるパフォーマンスあり……大学の様々な活動を、エネルギーいっぱいに表現するのが学園祭。
冒頭でマイスターが書いた個人的な体験はそれこそほんの一例。興味深い活動はたくさんあることでしょう。学生らしく、社会に対する問題意識をベースにした活動や、地域を意識した工夫なども少なくないと思います。

ちょっとwebで調べてみただけでも、↓こういったニュースが見つかりました。

■「金沢美大に商店街“移転” 学園祭で『地元・石引』PR」(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2007102702059701.html

■「大学生集客へ横浜、学園祭とコラボ」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2007/10/04/07.html

■「学園祭でまちを元気に 11月2―4日、熊谷・立正大」(web埼玉)
http://www.saitama-np.co.jp/news10/03/16l.html

■「学園祭シーズン到来! 爆笑ライブや”手術体験”」(山陰中央新報)
http://www.sanin-chuo.co.jp/event/modules/news/article.php?storyid=444111162

■「大学生も裁判員役 地検が出張模擬裁判(※要ID登録)」(くまにち.コム)
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071028200004&cid=main

■「世界の恵まれない子支援へ“名物”バザー 名商大、20日から学園祭」(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20071017/CK2007101702056827.html

■「信大農学部で『落葉松祭』 子どもたちにも楽しんでもらおう」(伊那毎日新聞)
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=200710201927110000023567

探せばまだまだ、興味深い活動が見つかると思います。
たくさんあるので、個別にはご紹介できませんが、ご興味のある方は各リンクをご覧ください。

いずれにしても、学園祭の開催がピークを迎えるのはこれからです。
受験生、大学生、教職員、卒業生、地域住民、その他教育関係者、たまたま通りがかった人……それぞれの興味関心に合わせて、学園祭を楽しんでみてはいかがでしょうか。

以上、マイスターでした。