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さて、今日は、大学職員になる方法についてです。
大学職員になりたい!という方は、たまに掲示板サイトなどで見かけます。
でも、どうやったらなれるのか?
就職のための情報雑誌や受験対策本があるわけではないので、よくわからないかたも多いと思います。
マイスターは転職活動中、「学校職員 採用」のようなワードで検索をしていて、現在勤務している大学の中途採用情報ページを偶然発見しましたが、そんな幸運に全員がめぐりあえるわけではないでしょう。
でも、ご安心を。
大学職員になりたい方は案外多いらしく、情報をまとめたサイトがいくつか存在しています。
おそらく、最もよく知られているのは、このサイトではないでしょうか。
■大学職員への道
http://www5a.biglobe.ne.jp/~mochikin/
ちょっと前に、ブログ形式にされたようです。
このサイトの「求人状況」には、新卒、中途ともに豊富な情報が集まります。
マイスターが受けた大学の情報も、当時やはり掲載されていたようです。
さて、その大学職員ですが、「職員」といっても種類があります。
上記の「大学職員への道」の求人情報を見ていただいても様子はつかめると思います。
一般的には、以下のような表記で分けられていることが多いでしょうか。
・いわゆる「事務職員」
・技術職員
・図書館職員
「事務職員」の仕事には、総務、人事、経理、教務事務、入試、学生指導、企画、広報など、あらゆる種類の大学の事務が含まれます。
日本の大学では、地方公務員と同じで、事務職員は様々な部署を数年置きに移動するのが一般的です。
こうした様々な業務を転々としながら、ゼネラリストとして養成されていくわけですね。
技術職員の一番わかりやすい例は、情報システム関係の職種です。
大学の情報工学科などを出たSEのタマゴなんかが、こうした仕事につきます。
図書館職員、例えば司書ですが、こうした方の業務もやや特殊なので、事務職員とは分けて採用されることがあります。
以上の他にも、様々な職種があると思います。
医学部付属病院があれば医療事務の担当者が必要になりますし、大規模な機械装置を自前で管理している場合、運用のための技術職員が必要になるでしょう。
カウンセラー資格を持った相談員や、キャンパス勤務の医療スタッフも、自前で雇用されている大学があるかもしれません。
ただ、一般事務、情報システム、図書館事務あたりは、すべて「事務職員」として採用するケースが多いのではないかと思います。
採用後、本人の保持資格や経歴、希望を考慮して、配属を決める方式です。
逆に、「営業企画スタッフ」など、仕事を指定して採用しているケースもあります。
さて「事務職員」はゼネラリストとして養成されると書きましたが、これにはメリット、デメリットがあります。
一般的な企業もそうですが、あらゆる部門をローテーションさせて、様々なことに詳しいゼネラリストを育てるという人事方針には、もう、色々な面で無理があるとマイスターは思います。
この話、長くなりそうなので、明日に続きます。