このブログの執筆を担当する、早稲田塾SOHKENの倉部と申します。
ブログでは、「マイスター」と名乗ります。
皆様、改めまして、こんにちは。
この「大学プロデューサーズ・ノート」は、「大学のいま」を分析して、「大学のこれから」を考えていく、そんなブログです。
今ほど、「大学」というものの持つ意味や役割が揺らいでいる時代はありません。
少子化による大学全入時代の到来、
政府による教育政策の方針転換、
大学生の学力低下、
そして、「大学改革」の数々。
毎日、我が国の大学に関する様々な報道が飛び交っています。
国内だけではありません。
昨今では、アメリカやヨーロッパ、中国や韓国、そのほかアジアの国々の大学改革を報じるニュースも少なくありません。
留学生の数は増加の一途をたどり、各国が世界最先端の研究成果を競う時代。
大学は、あらゆる面で国際的な競争に勝ち抜かなければならなくなっています。
大学は間違いなく今、大きな変化のうねりの中にあります。
従来の大学の常識で対応できることもあるでしょうが、できないこともあるでしょう。
大学が今後、どうなっていくのか。
私たちは、どうすべきなのか。
それを読み解く素材をニュースなどの中からご紹介し、一緒に考えていくのが、このブログの目的です。
このブログが主な対象として想定している読者は、以下のような方々です。
【大学教職員の皆様】
大学のあるべき姿を描き、大学を変えていく中心になるのは、やはり大学の中にいる方々です。
誰よりもまず大学教員、および大学職員の方々が読まれることを想定して、このブログは書かれます。
【高校教職員の皆様・他、教育関係者】
大学の前には当然、高校があり、高校教育と大学教育は切り離せない関係にあります。
教育というのは、社会の中で連続的に行われている営みですので、大学の関係者は高校までの教育のことを知らなければなりませんし、高校の関係者は大学教育のことを知っておかなければならないと思います。
小中学校教職員の皆様や、塾や予備校の関係者、NPOや行政などで教育に関する事業を担当している方々も同様です。
皆様が大学のことを知ろうとするときの情報源のひとつとして、このブログをご活用ください。
【保護者の皆様】
子供が受ける教育が、これからどのようになっていくのか。
どのような視点で大学を見ていけばいいのか。
少しでもそのヒントをご提供できればと思います。
【大学教育に関心を持つ生徒・学生の皆様】
最後に、教育を受ける当事者である高校の生徒、および大学の学生の皆様。
このブログは、大学の学びの内容そのものというよりは、大学を取り巻く環境の変化をご紹介するブログです。
自分がこれから進学する「大学」という機関は今どうなっているのか? そのあたりに関心がある高校生の皆様は、興味がある記事を読んでみてください。高校の先生や保護者の方が語る「大学」とは、違った大学の姿が見えてくるかもしれません。
大学改革や大学の統廃合などに関心を持っている大学生の皆様も、同様です。
様々な報道を見ていると、「自分の大学はこれでいいのだろうか」と不安に思うこともあるでしょう。
でも、大学の直接の構成員は、学生、教員、職員、理事会だと言われています。キャンパスの中心にいる学生の皆様だからこそ、大学を動かせるということもあるのではないかと、マイスターは思います。
そんな皆様にとっても、何らかの参考になるような情報をご紹介していきたいと思います。
この他にも業種や職種、年齢を問わず、大学の現在に関心を持っておられる方々はたくさんいらっしゃることでしょう。
大学というのは社会というパズルを構成する重要なピースの一つであり、私たちが生きるこの社会にとって欠かせない存在です。
ですから本当は、誰一人として大学と無関係でいられる人はいないのです。
このブログが大学というものに少しでも興味を持つきっかけになれたなら、マイスターにとってこれ以上の喜びはありません。
なお、この「大学プロデューサーズ・ノート」は、もともと私マイスターが、別の場所で運営していたブログです。
これまでの記事はすべて以下の場所にありますので、ご興味のある方はどうぞご覧ください。
■大学プロデューサーズ・ノート
https://unipro-note.net/wpc/
これまで2年半ほど毎日連続更新を続けており、書いた記事の数は1,000件近くになります。
今後は、最新の記事は今皆さんがご覧になっているブログの方にアップしていきますね。
それでは、これまでマイスターのブログを読んでくださっていた方々も、新たにご覧になった方も、これからどうぞ宜しくお願いいたします。
マイスターでした。
※この記事は、現役高校生のための予備校「早稲田塾」在籍当時、早稲田塾webサイト上に掲載したものです。
現在大学1年のものです。
大学の再受験を検討しております。
正直この塾がうらやましいです。
高校は地方の公立校でした。大学は自分で主体的に選ばなければならないのにどこか受動的になっていました。マイスターさんのブログが多くの人に読まれ、意見を交わすきっかけになるよう祈っています。