マイスターです。
開幕が近づく北京五輪。
在学生や卒業生が代表選手として選ばれたりした大学の皆様、おめでとうございます。
スポーツ選手の活躍は、学園中で共有できる明るい話題。オリンピックとなると、学内外へのインパクトもあります。
学生や卒業生が選手に選ばれたその瞬間から、現地入り直前まで、学園をあげて盛り上がっていることでしょう。
一番目立つ校舎に、「○○選手 北京五輪代表おめでとう!」みたいな垂れ幕が下がっていたりするのはもちろん、学長とのツーショット写真や、壮行会の様子を学園TOPニュースで報じるなど、多くの大学が、何らかのアクションを起こしているようです。
ちょっと調べただけで、「代表選手に決まった!」という速報から、壮行会の話題まで、大学発のニュースが山ほど出てきました。
■「筑波大学で北京オリンピック・パラリンピック壮行会を開催。大学史上最多の25人が出場!」(筑波大学)
■「北京オリンピック・パラリンピック壮行式 本学にて挙行」(天理大学)
■「北京オリンピック・パラリンピックに出場の水谷さん(政経1)、秋山さん(法2)を学長が激励」(明治大学)
■「北京オリンピック出場決定!!走り幅とび・池田久美子さん(H14年度卒)」(福島大学)
■「体操女子・大島杏子選手北京オリンピック出場決定!」(明星大学)
■「北京オリンピック出場 女子柔道中澤選手を応援しよう!」(淑徳大学)
■「北京オリンピックに11選手が出場します」(東海大学)
■「北京オリンピック出場 長尾寛征選手(卒業生)の壮行会」(徳島文理大学)
■「北京オリンピック出場 田山 寛豪選手」(流通経済大学)
■「北京オリンピック出場選手の壮行会 和田見里美選手(自転車)と黒田真由選手(体操)に学生350人が声援 」(中京大学)
■「本学学生が北京オリンピック新体操団体の日本代表に選ばれました」(日本女子体育大学)
■「活躍する専修人-北京オリンピックへ」(専修大学)
■「北京オリンピック出場の加藤賢三選手出場壮行会行う」(大東文化大学)
この通り、大学関係の選手がずらり。
上記以外にもまだまだあると思いますが、このように、挙げていくとキリがありません。
「卒業生」としての紹介が非常に多く、大学を卒業したオリンピックの代表選手は、母校の大学のwebサイトに必ず登場しているんじゃないだろうか、という気すらします。
盛り上げ方にも、色々と工夫があるようです。
■「「北京オリンピック」出場記念シンポ 岡山大学」(岡山大学)
↑シンポジウムまで行った岡山大学。
■「Beijing 2008 Olympic Games北京オリンピックへの挑戦」(日本体育大学 日本体育大学女子短期大学部)
↑さすがというか何というか、一番気合いの入った特設コンテンツを用意しているのは、日本体育大学。
卒業生も含めてとはいえ、26選手が選抜されたというのは圧倒的です。
http://www.wasedajuku.com/cgi-bin/mte/mt.cgi?__mode=view&_type=entry&blog_id=11
■「北京五輪に本学関係者から31人の役員・選手が出場! 」(日本大学)
↑こちらは、「選手・役員」で31人という日本大学。役員15人、選手16人だそうです。
なるほど、確かに監督やコーチとして日本代表を支える人材というのも、大学の誇りでしょう。
■「整形外科 林講師、バレーボールチームドクターとして北京オリンピックへ」(杏林大学)
↑こちらは、医学部を持つ杏林大学。
教員が、代表選手のチームドクターとして北京五輪に参加するという話題です。
これも良いPRになるでしょう。
こうやって各大学のサイトを見ただけでも、「オリンピック代表」ということに大きなPR効果があるということが想像できます。
大学教育のPRと、こういったスポーツでの活躍は、相性も抜群。
メダルを獲得されたような選手には、帰国と同時に様々な企業屋広告代理店から広告・CMへの出場依頼があると思うのですが、今でしたらその中に、
「ぜひ、来年の本学パンフレットのOB・OGインタビューに!」
……という母校からのオファーが混じると思います。
それでなくても、日本中の期待を背負って競技する代表選手。
最近ではさらに、母校の期待までかかるわけですから、大変ですね。
そんなわけでスポーツ選手の活躍は学校のPRによく使われているのですが、最近は「代表選手」を起用してのPRに、また少し違った展開が見られるようです。
……という話題をご紹介しようと思いましたが、ちょっと長くなりそうですので、次回に続きます。
以上、マイスターでした。
※この記事は、現役高校生のための予備校「早稲田塾」在籍当時、早稲田塾webサイト上に掲載したものです。