熊本県高等学校進路指導研究会が主催される講演会で、講演をさせていただきました。
熊本学園大学を会場にして行われた、大規模な研究会。
熊本県内の、およそ150人の進路指導の先生方と一緒に、高校生の「進路づくり」について考えました。
こうして、全国さまざまな場所で先生方とお話しできるのは、とても幸せです。
「生徒の成長」という共通の目標のもと、様々な意見を共有していくなかで、少しずつ、一歩ずつ確かに状況が前進している。そう感じられます。
お集まりいただいた先生方、ありがとうございました!
高校生の進路指導に関することでしたら、いつでも、どちらにでも行かせていただきます。
<当日のアンケートでいただいたご感想より>
・生徒への進路指導へとても活かせる内容で、大変勉強になりました。自分が何をしたいか、しっかり考えて進路を決めさせる助言をしたいと思います。
・生徒達に進学先を指導していく上で、一歩先を見越してアドバイスをするために、改めて自分自身が広い見方を身に付けなければならないと改めて痛感しました。非常に参考になりました。
・大学側の思惑、マスコミから伝わる情報の違いなど、興味深いものでした。「進路づくり」という視点も大事なポイントだったと思いました。
・倉部先生のお話は非常にわかりやすく、話し方もプレゼンもお上手で聴き入りました。進学だけでなく就職指導にも活かせる内容だとも思いました。
・今日の講演は大変勉強になりました。「進路選び」から「進路づくり」へ変わっていくということを聞き、少し納得しました。「私にとっての進路は……」ということを考えさせながら、生徒の進路指導ができればと思います。
・今後高校生に、進路についての話をするとき、何を伝え、どうやって一緒に進路先を決定していけばいいか。たくさんいい話を聞くことができました。
・キャリア教育の視点をもう1度考え直す良い機会となりました。
・知識・技術の蓄積だけでは急速な変化に対応できない、最先端技術は刻々と変化、また現在ある職業も65%は将来存在していない……など、考えてもみませんでした。生徒達への助言の仕方を再考せねばならないと思いました。
・「ゴールからの逆算」がこれからは絶対的な方法ではない、と理解できたことは、今後の指導に役立てられると思います。
・これまで生徒の希望する進路情報を提供するのみでしたが、一歩踏み込み、生徒の思い、考えを読み取れる進路指導を行いたいと思いました。進路のミスマッチを減らし、社会人として、生きていくための力を身に付けさせたいです。
・目からうろこが落ちる話をたくさん聴けました。進路指導の切り口も、いくつかの視点に立ってこれから見直していきたいと思います。
・今まで、ゴール(仕事)を見極め、考え、逆算する進路指導をしていましたが、自分なりのコンパスを作っていくことが、今後求められる姿であることを教えてもらい、参考になりました。50年後には未知なる職種が数多く出てくることを考えてみると、一人ひとりに合った進路指導にますます力を注いでいくことが大切だと感じました。
・普段ほとんど聞くことのできない、大学側からの話、企業の思い、またそれを受けての大学の取り組みなどを聞け、大変勉強になりました。社会の大きな変化、流れを、高校教員としてもっとしっかり把握し、高校の取り組みを変えていかなければならないと思いました。より多くの先生方のお耳に届けたい内容でしたので、また熊本に来ていただきたいと思いました。
・データの確かさによる説得力があり、大変面白かったです。頭に強烈に残った言葉は「自分のコンパスづくり」というものです。
・大変興味深い内容でした。二者面談での教師側のスキルや方向性など、改めて考えていかなければならないと思いました。様々な含みのある内容で、大変ありがたいものでした。
・目からウロコ……でした。とても素晴らしい講師・講演でした。良い企画=良い講師、を実感しました。
・大変大変、面白く拝聴させていただきました。ショッキングなデータ、豊富な情報とその読み解き等、先生の分析力のすごさには舌を巻いた次第です。高校生には自分で探し、自分で体感し、自分で進路を作り上げていく姿勢を伝えていかなければならないと感じました。
・今日、講演会を聞くことができて本当によかったです。内容はもちろん、倉部さんの話し方などにも、生徒に還元できることがたくさんありました。さっそく明日、生徒に伝えたいです。
・単なる現象を見て考えるのではなく、その背景や原点、原因を捉えて考え、支援・アドバイスしていくことの大切さが分かりました。知らないことをたくさん教えていただき、とても楽しい講演でした。
(以上、です・ます調への統一など、一部表現を倉部の方で修正しています)