大学情報センターが発行している「大学Times」12月号の「夜間・通信制学部特集」にて、巻頭の記事を書いております。
「大学Times」は、高校の進路指導の先生、および大学関係者を主な対象とするメディアです。
既に多くの学校に送付されていると思いますが、「うちには来てないよ」という場合、サイトから依頼を送れば対応してもらえると思います。
このブログでは、以前にも何度か、夜間学部についての記事を書いて参りました。
■大阪市立大学夜間部が廃止 学生側から反対の意見が
■早大・社会科学部 夜間の授業を停止
■消える「夜学」
「多様な学びの場を守る」という観点で、夜間学部は貴重な存在です。
強く必要としている方もいることでしょう。
一方で、
・昼間学部と同じ単位数を、昼間学部よりも安い学費で用意しなければならない
・大幅な定員割れを起こすケースも多い
……など、コストの面では課題も少なくありません。
また、
・働きながら大学に通う、いわゆる「苦学生」の割合が低下している
・通信制学部、とくにインターネットを使ったオンライン教育が普及してきた
……などの理由から、その存在意義は以前に比べて減少してきたという声も聞かれます。
私立大学には、夜学を発祥とするところも多く、建学時からのミッションとして、夜間学部をなんとか維持しようと努力している学校もありますが、大学業界全体では経営を強化するために夜間学部を廃止し、その定員を昼間学部にまわすなどの動きも進んでいます。
でも夜間学部には依然として、様々なメリットや、存在意義があるのも事実。
一般の高校生にとっても、実はお得な部分が少なくありません。
……というか、いまだからこそ、注目を集めるのではというポイントが多々あります。
記事では、そのあたりについて解説しています。
よろしければ、ご覧くださいませ。