全国の「青年の家」運営スタッフの皆様と、広報についてお話しました

2月10日、「全国青少年教育施設研究集会」にて、
「教育機関における広報活動、PRについて」
と題し、セミナーの講師を担当させていただきました。

大学や高校ではなく、全国の「青年の家」(呼び名は様々)を運営されている皆様のための、広報・企画の研修です。


私も学生時代にアマチュア劇団の座長をやっておりましたので、地元の青年の家には合宿などで大変お世話になっておりました。
(若さゆえ様々なご迷惑をおかけし、その節は大変失礼いたしました)

こうした施設は、独自に様々なイベントやプログラムを企画しています。
当然そこでは、「受講生を集められるか」という募集の問題が発生します。
生涯教育に関わっておられる専門家の皆様も、広報に関してはやはり、お悩みなのですね。

公的資金で運営されている公共機関ですから、参加率・稼働率の向上は、組織として大事な目標でもあります。
そんなわけで、レクチャーとワークと組み合わせ、2時間の研修を企画・担当させていただきました。
4つある分科会のひとつだったのですが、秋田県から沖縄県まで、41名の方々にご参加いただきました。

以下、感想シートにご記入いただいた中から、いくつかをご紹介させていただきます。

・単に広報活動だけでなく、様々な分野に対する考え方の基になることを学べました。

・圧倒的に時間が短く感じた。もっと受けたかったです。

・グループワークになり、各施設での問題、課題も短い時間ではあるがかいま見え、話し合うことができて良かったです。

・非常にわかりやすい説明だった。ワークも、発表というより、思ったことを発言するという場で非常によかった。

・見方、考え方が新鮮で、あっという間の2時間でした。

・この分科会も受ける前までは、小さなフィールドでしかまわりを見ていませんでした。「競合」というところで、同業者ばかりを思いうかべていましたが、お話を聞いているうちに新しい見方があることに気づきました。

2時間みっちり使ったのに、「時間が短く感じた」「時間の経つのを忘れて」といったご感想をたくさんいただけたのは、何よりもうれしいです。

ご参加いただいた皆様、こちらこそ、ありがとうございました!