スーパープログラムの運営のため、最近はほとんど大学キャンパスで日中を過ごしているマイスターです。
いくつかお知らせを。
【『広報会議』に対談が掲載されています。】
広報・PRの専門誌、『広報会議』2009年9月号では、<一味違う学校案内・ウェブサイト>が特集されています。
<大学ウェブサイト診断 「大学」という商品をウェブで“売る”ポイント>
……というコーナーに、マイスターも参加させていただいています。
多くの企業や大学などのウェブサイトを解析してきた石井研二さんと、具体的な大学サイトを挙げながら、対談形式で良い点、改善すべき点を紹介しています。
よろしければ、ご覧ください。
この対談のすぐ隣に、「ムサビ日記」で有名な、あの手羽イチロウさんのコラムも掲載されています。
また特集では、ウェブサイトだけでなく、大学パンフレットについての記事もあり、大学関係者の皆様にとって参考になる点も多いと思います。
(ちょっと前まで『PRIR』という名前だった雑誌です。大学の広報を毎号取り上げていましたので、ご存じの方も多いのでは)
【勉強会のレポートが掲載されました。】
先日の勉強会の様子が、↓若手大学職員勉強会「Greenhorn Network」のサイトにアップされました。
Greenhorn Networkの皆様、ありがとうございました!
■「実施リポート -2009年度第1回勉強会-」(Greenhorn Network)
【スーパー中央ワークショップの様子が、中央大学オフィシャルブログでレポートされています。】
8月2日~5日に、中央大学後楽園キャンパスで行われた「スーパー中央ワークショップ(理工学部編)」の様子が、↓受験生向けの中央大学オフィシャルブログでレポートされています。
■「【スーパー中央ワークショップ】の記録(前編) (中央大学オフィシャルブログ | こまさん)
執筆されているのは、実際にワークショップで高校生達を指導してくださった、中央大学理工学部情報工学科4年生の先輩です。
実際に各研究室にインターンとして入り、大学の研究活動を高校生のうちに体験することがテーマのワークショップ。大学生の皆さんからは、高校生達がどのように見えたでしょうか。
ちなみに中央大学では、大学の公式サイトにて、このワークショップの告知をしてくださっています。
■「2009年度 中央大学理工学部インターンシッププログラム」(中央大学理工学部)
それもあってか今年は、九州からも参加者が。
大学近くのホテルから4日間、通ったそうです。泊まりがけのサマースクールみたいな感覚ですね。
マイスターも、最終日のプレゼンテーション大会をずっと見ていたのですが、研究室所属の学部4年生や大学院生の先輩達に丁寧な指導をいただきながら、「学術発表」に挑戦している生徒達を見て、胸が熱くなりました。
今回は7つの研究室で、4日間でのべ100人以上の大学院生および学部生の皆さんが、高校生を指導してくださいました。
高校の枠から完全にはみ出た「研究」のエッセンスを指導していただくのは、大変だったと思います。
ワークショップの運営に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました!
受講生同士、高校や学年の枠を超えたつながりも生まれ、また先生や先輩達とも、入学したその日に、研究室を訪れるくらいの関係性が既にできあがっていたようです。
参加した高校生達の満足度は大変なもので、志望度も大いに高まっていた様子。
理系離れだとか、理系の女子が少ないとかいった話も、ここにいると嘘のように思えます。
進路選択をする前に、研究の魅力や、研究室の方々の魅力に触れる意味はやはり大きく、今後も、さらに多くの高校生に、このような機会を提供したいと改めて強く思った次第です。
将来の人材育成に対する「想い」を持った大学関係者の皆様と、このような取り組みをともに企画・運営し、世の中に発信していけたらと思います。
ちなみに早稲田塾では、全15校舎がそれぞれ、日常をレポートするブログを更新しています。
その中でも、スーパープログラムのことがよく取り上げられていますので、4月からのものをいくつか挙げてみました。
ご興味のある方は、よろしければのぞいてみてください。
■「スーパープログラムで『涙』の研究やってます。」(ワセダネ:青葉台校)
■「国際高校高2生 道場にスーパープログラムに頑張っています!」(ワセダネ:表参道校)
■「スーパースペースシステムズプログラム、ついに最終講!」(ワセダネ:秋葉原校)
■「キャンパス体感ツアーに行こう!!」(ワセダネ:秋葉原校)
■「スーパープログラムの夏」(ワセダネ:横浜校)
■「『期の伝承』スーパープログラムVer.」(ワセダネ:横浜校)
■「僕の後輩にならないか?PART7」(ワセダネ:横浜校)
■「横浜校で本物<ホンモノ>に出会った! #2」(ワセダネ:横浜校)
■「誰がリンゴを掴むのか?」(ワセダネ:金沢文庫校)
■「最優秀生物マニアです!」(ワセダネ:自由が丘校)
■「私たち、日本のリーダーになります!」(ワセダネ:新宿校)
■「厚木校、スーパープログラム発信 第1弾 」(ワセダネ:厚木校)
■「厚木校! スーパープログラムが熱い!」(ワセダネ:厚木校)
■「夢力でスーパーエコノミクスプログラムへ!」(ワセダネ:町田校)
■「原点校・町田から未来を変えていく原動力【チャージ1】」(ワセダネ:町田校)
■「町田校に、人工衛星(?)が・・・。」(ワセダネ:町田校)
アカデミックな学びは、特別なものではなく、身近なもの。
毎日通う塾の校舎が、「答えのない課題に取り組む」という大学の学びの魅力に充ち満ちた空間だったら、素敵ですよね。
自分も含め、大人はけっこう、若者のことを過小評価しがちです。
でも実際には、えいやっと飛び込んでみたら、周囲が驚くような成果を出したりします。
あるいは、飛び込んだ先で失敗を繰り返しながら、信じられない速さで成長したりします。
「君の学年なら、このくらいのレベルをやっておけば十分だよ」
「そんなことは、もっと後になってからやればいい。背伸びをするな」
こういった大人の考えが、生徒達の能力や意欲を閉じ込める殻になっているのかもしれない。
そんなことを日々、考えさせられています。
挑戦したくなる環境をつくったり、「やってみなよ」と背中を押してあげたりすることが、これからの日本の教育では、よりいっそう大事になってくるのではないでしょうか。
早稲田塾全校で、そんなことを大事にしています。
……というわけで、そんな「熱い」夏、もうしばらく続きます。
キャンパスで見かけたら、ぜひお声がけくださいませ。
以上、マイスターでした。
※この記事は、現役高校生のための予備校「早稲田塾」在籍当時、早稲田塾webサイト上に掲載したものです。