マイスターです。
たまにはこんなお知らせを。
3月26日(木)に大学新聞社が主催されるセミナーに、マイスターが講演者として参加します。
<大学新聞社主催:第8回「学生獲得戦略セミナー」>
【開催日】
2009年3月26日(木)10:30~16:00 (受付10:10~)
【プログラム】
■講演
「大学WEBマスターのためのWEB徹底活用『戦術』 ~『戦略』より大切なこととは~」
早稲田塾総合研究所 主任研究員 倉部史記
■講演
「大学職員のための高校徹底理解 -ミスマッチのない広報的アプローチ」
大宮開成中学・高等学校 教頭 山中克修先生
■パネルディスカッション
・ターゲット別広報のあり方(対生徒、保護者、マスコミ)
・効果的な広報のための学内組織改革
倉部史記、山中克修先生、石渡嶺司氏、染谷忠彦氏
■質疑応答【講演者・パネラー】
・倉部 史記(くらべ しき)
早稲田塾総合研究所・主任研究員。大学院修了後、Webプロデューサーとして企業広報サイトの企画立案・制作に携わる。その後、私立大学勤務を経て現職。「大学のいま」を分析し「大学の今後」を考えるブログ「大学プロデューサーズ・ノート」を執筆中。
■大学プロデューサーズ・ノート
・山中 克修(やまなか よしすけ)
学校法人開成学園 大宮開成中学・高等学校教頭。同校進路指導部責任者を経て現職。平成8年度よりスタートした同校教育改革の采配を振るい、教育内容の充実と進学実績の向上に取り組み、大きな成果を上げている。
■大宮開成中学・高等学校
・石渡 嶺司(いしわたり れいじ)
ライター・大学ジャーナリスト。大学・教育問題や学生の就職活動などを中心に評論・執筆活動を行う。著書に『最高学府はバカだらけ』(光文社新書)、『就活のバカヤロー』(大沢仁氏との共著・光文社新書)など。
■ライター石渡嶺司のブログ・染谷 忠彦(そめや ただひこ)
女子栄養大学常任理事。1965年東洋大学経済学部卒。卒業後大学運営に携わり、教授会幹事、新学科設置、勤務諸制度の整備、入試改革を担当。入試部長に就任後、他大学に先駆けた入試戦略と斬新な広報活動を展開。2003年、同大を経て女子栄養大学広報部長兼理事長付部長に就任、学園広報全般にわたり、新たな戦略を展開。2007年6月より現職。
■染谷忠彦 公式ウェブサイト
上記は、大学新聞社が実施している学生獲得戦略セミナーの、第8回にあたります。
入試広報部門のご担当者の方々が、主な対象になるかと思います。
マイスターからは、近年、特に重要性を増している、webサイトの活用法についてお話しさせていただきます。
「大学WEBマスターのためのWEB徹底活用『戦術』 ~『戦略』より大切なこととは~」
広報「戦略」や、web「戦略」の話は、既に皆様、様々なところで耳にタコができるくらいお聞きになっていると思います。
web関係の雑誌などを見ると、それこそ毎月のようにweb戦略の特集が組まれていたりします。
戦略、重要です。
webサイトは様々な機能を担う広報メディアですから、他のメディアといかに連動させるかとか、どのようなメッセージを打ち出していくか、といった視点が欠かせません。
また、大学はとても大きな組織ですから、他の部署をいかに巻き込んでいくかという「戦略」も、大事です。
しかし、ここで敢えて言いたい。
大学のwebマスターは、「戦略」に振り回されているのではないですか、と。
教授会で決まった戦略。
理事会が決めた戦略。
業者が提案してきた戦略。
他大学が実施している戦略。
いま、大学web広報の現場に一番求められているのは、果たして「優れた戦略」なのでしょうか。
なんだか、去年もその前も、戦略だけは熱く議論されていたような気がしませんか。
そのわりに、あんまり成果を挙げた気がしなかったりしませんか。
議論は大事ですが、もっと大事なのは、「地に足付いた、一勝」。
必要なのは、戦略と具体的なタスクとの間を繋ぎ、物事を計画的に形にしていくための様々な「戦術」。
大学の広報、特にwebマスターの方は、その辺りにお悩みなのではありませんか?
……というわけでマイスター、これまで様々なところでweb戦略を語らせていただいてきましたが、今回のセミナーでは、これまでとは全く異なる内容をお伝えしたいと思います。
乞うご期待。
今回のセミナーでは、高校の現場で長く進路指導にあたられてきた、山中克修先生のお話も。
昨日の記事ではありませんが、まさに大学に対する、進路指導現場からのダイレクトなメッセージが聞けてしまいます。
さらにお楽しみなのが、パネルディスカッション。
数多くの大学を実際に取材された経験を持ち、絶賛好評発売中の『就活のバカヤロー』、そして、鋭い指摘の数々で大学関係者を震え上がらせた『最高学府はバカばかり』でおなじみの、石渡嶺司氏。
大学広報にて様々な実績を残され、現在も様々なメディアで精力的に情報発信をされている、女子栄養大学常任理事の染谷忠彦氏。
そして上でご紹介させていただいた、大宮開成中学・高等学校教頭の山中克修先生。
プラス、もとwebプロデューサーで、もと大学職員で、現在は早稲田塾の研究員・プロデューサーで、ブログも書いている人間が若干一名(マイスター)。
見事に全員、経歴がバラバラです。
この4人で大学広報について語りあいます。
当日いらっしゃった皆様とも語り合います。
大学を外から鋭く客観的に見る視点もあり、
内部から見る視点もあり、
中と外とを行ったり来たりしながら見ている視点(汗)もあり。
面白い内容になりそうです。
というか、話がどんな方向に展開するのか、全然読めません。
自分が一番楽しみです。
さて、お申し込みの方法なのですが、既に大学の広報関係の部署に、大学新聞社からFAXでご案内が届いていると思います。その場合は、送られてきた「参加申込書」にご記入の上、3月19日(木)までにFAXでご返信下さい。
ご案内が届いていない場合は、以下にFAXでお問い合わせ下さい。
大学新聞社のご担当者から、セミナーの詳細と、参加申込書をFAXで送ってくださると思います。
大学新聞社・編集局
【FAX:03-5925-1669】
年度末で何かとお忙しい時期とは思いますが、ご興味のある方はぜひどうぞ。
皆様とあれこれ意見交換できるのを、楽しみにしています。
以上、マイスターでした。
※この記事は、現役高校生のための予備校「早稲田塾」在籍当時、早稲田塾webサイト上に掲載したものです。