マイスターです。
こんなニュースを見つけました。
【教育関連ニュース】—————————————–
■「TV番組が学生の選択科目に影響!――地味な学科より、注目を浴びる先端科学を専攻」(UK Today)
http://www.japanjournals.com/dailynews/070813/news070813_1.html
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警察の科学調査チームの活躍などを描くテレビドラマが人気を呼ぶ中、大学進学の際の専攻科目を選ぶにあたって、数学や物理学といった地味な科目よりも、ドラマの登場人物たちが関わっているような「華々しい」最先端科学を専攻したがる学生が増加。これによって、産業界では基礎的な科学の知識をもつ人材の不足が懸念されていることが伝えられた。
(上記記事より)
詳細はリンク先をご覧ください。
うむむ、日本にも同じような部分があるなぁ、と思いながら読みました。
地味な分野よりも華やかな分野に進学する方が魅力的とされる。テレビドラマの中の演出に影響を受ける。
メディアから受ける影響って、大きいですよね。
「メディアの情報なんかに踊らされるな!」と言いたい方もいらっしゃるでしょう。実際、テレビの中に出てくる登場人物や職業はかなり演出されていることが多いです。鵜呑みにすると、後で「想像と違った」なんて後悔することにもなりかねません。
それでもテレビのような映像メディアが伝える強烈な「印象」というのは、やはり強いインパクトを与え、記憶に残るのでしょうね。
逆に言うと、言い方や見せ方次第で、学部学科の人気なんて結構コントロールできたりするものなのかもしれません。
日本でも、産業界では活躍できるんだけど、何故か受験生からは不人気な学科がたまにありますが、「もっと説明の仕方を工夫してみればいいのに」と思うこともあります。
以上、マイスターでした。
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※現在、海外出張中に着き、短めでお送りしています。