webのあらゆる先端テクノロジーを、大学関連のプロジェクトに転用しようと目論む、マイスターです。
まずは、↓こちらをご覧ください。
本ブログ初の、動画貼り付けです。再生マークの部分をクリックすれば、映像が流れます。
(音声付きです。字幕も入っていますので、職場で閲覧される方はムービー右下の音量スライダーを一番左にスライドさせてから再生してください)
この動画を貼り付けたために今回、ブログ全体のレイアウトが若干崩れているかと思いますが、まぁあまり気になさらずに。
はい、ご覧になりましたでしょうか?
見にくいという方は、↓こちらをどうぞ。
■「Googleマップ新機能Street View 使い方ビデオに日本語字幕をつけてみた」(7th up media)
http://7thupmedia.com/archives/2007/05/googlestreet_view.php
コミカルな演出が効いているこの映像は、Googleのエンジニアが制作してYoutubeにアップし、それに「7th up media」の方が字幕をつけたものです。
米国Googleの「Google Map」に新しく追加された、「Street View」という機能を紹介する内容です。
この新サービス、名称の通り、「ストリート」の周りの風景を360度の視点で閲覧できてしまうという、とんでもない代物です。
(360度の方向にカメラをつけた車を走らせて撮影しているようです)
使い方は、上記のムービーで紹介されている通り。
見られる都市は、今のところサンフランシスコ、ラスベガス、マイアミ、ニューヨーク、デンバーの5都市だそうですが、Google社は世界中の情報を再構成するのがGoogleのミッションだと宣言していますから、いつかは世界中の街並みをこんな風にインターネットで閲覧可能にしてしまうのかも知れません。
写真を撮られた方のプライバシーをどうするかといった問題などがありそうです。
……しかし、様々な可能性を感じさせるサービスでもあります。
というわけで、さっそく実験するマイスターです。
マイスターがこういうときに試すことといったら、はい、そうですね。
上記は、シリコンバレーの中心に位置する、スタンフォード大学のキャンパス内です。
なんと、(まだまだ限られた範囲内ではありますが)大学キャンパス内が歩けちゃいました!
海外の大学を訪れる機会なんて、普通はそうそうありません。
……が、この通り、Google Mapで簡単にキャンパス内の散歩ができてしまうのです。
そう、このGoogleの新サービスは、大学案内の用途に最高なのです。
ニューヨーク市も、既にかなりの部分が「Street View」の対象になっていますね。
というわけで、↓コロンビア大学のキャンパス風景もこの通り。
ななんと、マイスターが長時間の飛行機に耐えて観に行った風景が、ブラウザで一瞬にして!
なんとまぁ、すごい時代になったもんです。
もちろん、実際に訪れる体験に比べれば、子供だましみたいなものでしょう。
しかし、ただの写真で案内するよりは、はるかにキャンパスの雰囲気は伝えられます。これまで縁遠い存在でしかなかった海外の大学が、急に身近に感じられるようになるかも知れません。
それに、このMapの上に他の情報(テキストや音声、webサイトへのリンク等)を重ねれば、キャンパスツアーのようなことだってできてしまうかも知れません。
直接訪問するのとはまた違った情報を、このサービスで表現することができるかもしれません。うむむ、なにやら大きな可能性を感じずにはいられません。
しかし、こういうことを思いついて、本当に実行に移してしまうGoogleという会社は、色々な意味ですごいですね。
さて、そうは言ってもやはり、最終的には実際にキャンパスを訪れて、自分の足で歩いてみたいもの。
そのときには、↓こちらのサービスがオススメです。
■Google トランジット
http://www.google.co.jp/transit
こちらは日本でも既に公開されているサービスです。
一見、普通の乗り換え案内サービスのように見えますが、そこはGoogleです。
この検索フォーム、かなり曖昧な情報でも読み取ってくれます。
↓例えばこんな感じ。
■「大阪大学」から「北海道大学」へ
いかがでしょうか。
大学名を直接入力しても経路を検索できてしまう、この使い勝手の良さ。
大学へのアクセスを調べる際に便利そうです。
将来的には、ケータイで使えるようになれば、なお用途が広がりそうです。
これは個人的な思いつきですが、例えば入試の当日なんかは主要な駅に二次元バーコード入りの案内を貼っておいて、受験生が自分のケータイでそれを読み取ると、Googleトランジットで現在地から大学までの経路が瞬時に表示される、なんて使い方もできるのではないでしょうか。
というわけで本日は、Googleの新サービスをいち早く大学教育関係者の皆様にご紹介いたしました。
ご自分で、実際にあれこれとこれらの機能をいじって遊んでみてください。
何か良いアイディアが浮かぶかも知れませんよ。
以上、マイスターでした。