「大学プロデューサーズ・ノート」へ

【note】

n. (普通pl.)
 覚書き, メモ; 草稿; 注(釈); 短い手紙; (外交上の)通牒(つうちょう); (簡単な)声明[報告]書; 手形; 紙幣; 【楽】音符, 旋律, 歌; 語気; (鳥の)鳴き声; (楽器などの)音(ね); (ピアノなどの)鍵(けん); しるし; 記号; 特徴, 様子; 注意, 注目; 著名, 重要 (a man of ~ 名士).

vt.
 書留める ((down)); 注目[注意]する; 注をつける; 特に言及する; 示す, 意味する.

(三省堂「EXCEED 英和辞典」より)

マイスターです。

今日は、「俺の職場は大学キャンパス」に変わるブログ名称のことで、皆様に(ようやく)ご報告です。

どうするかと、ずっと考えておりました。
何度か自分で名称を決めてはいたのですが、環境が激変する中で、「やっぱりこっちが……」「いや、やっぱりこういう路線で行くか?」と、迷ったりもしました。

多くの方から、こんなのどうですか、とご提案もいただきました。一番多かったのは、「俺の職場は大学キャンパスでした(or だった)」というものです。
私の想像以上に、これまでの名称が、皆様の間で市民権を得ているということなのでしょう。とてもうれしいです。
(「元・大学関係者という立場で客観的な意見を書く貴重な存在」という理由で、この名前を推してくださる方もいらっしゃいました。なるほど!)

とは言えマイスターも、いつまでも「元・大学職員」にとどまってはいられません。
その視点は今後も大事にしながら、今後はより積極的に、社会の変化に関わっていきたいと思っています。転職も、そのためにしたわけです。
ですから、何か、そういう姿勢を感じさせるものにしたいなぁと考えました。

時間は限られている。現在、自分一人でどの程度のことが可能なのか?
今後、どう自分は行動していきたいのか?
どういうスタンスで、誰に向かって、何をしていきたいのか?

そんなことも考えて決めた新しいブログ名称が、↓これです。

■大学プロデューサーズ・ノート
www.unipro-note.net

既にドメインも取得済みです。
数日以内に、皆様が今ご覧になっているこのブログのアドレスは、上記のURLになります。

もっともlivedoorの説明を読む限り、その後も従来のアドレス「http://blog.livedoor.jp/shiki01……」でもアクセスが可能だとのことですから、ご安心ください。
(ただ、RSSリーダーなどでも従来のアドレスにアクセスできるかまではわかりませんので、ご注意ください)

  *   *   *   *   *

「プロデューサー」という言葉にこだわりました。

このブログではこれまで何度も「プロデューサー」の役割や重要性について、書かせていただいてきました。教育業界にはプロデューサー的な人が必要なのではないか、と主張してきました。
(プロデューサーの役割については、↓以下の過去記事をご参照ください)

(過去の関連記事)
・プロデューサーというお仕事(1):プロデューサーは、常に成果の達成を優先する(2006年02月03日)
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50145260.html
・プロデューサーというお仕事(2):客観的な視点を持ちながら、当事者として決断する(2006年02月04日)
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50145287.html
・プロデューサーのお仕事(3):プロデューサーの役割がわかる、ちょっとしたクイズ(2006年02月06日)
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50146779.html
・プロデューサーのお仕事(4):「ちょっとしたクイズ」の回答(2006年02月07日)
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50147468.html
プロデューサーというお仕事(5):教育事業にこそ、今、プロデューサーが必要なのだ!(2006年02月08日)
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50147897.html

そんな思いをさらに突き詰めていった結果、新しいブログ名には、「大学プロデューサー」という言葉を入れることにいたしました。

大学プロデューサー。
今、こんな肩書きを名刺に刷って仕事をされている人は、まずいないと思います。
でもそんなにややこしい話ではありません。字の通り大学の学びをつくりだす人、大学を変えようとしている人、という意味で捉えていただければと思います。

ですから、例えば大学の教職員の方で、理想の大学造りに奔走されている方々などの中には、「大学プロデューサー」とお呼びして差し支えない方がいるだろうと、マイスターは思います。

もちろん、大学関係者だけに限定されません。
プロデューサーかどうかというのは、所属する組織がどこかということには関係ないのです。
学生やメディアの方、企業の方、初等中等教育に関わる方、行政の方、一般の方まで、より良い「大学の学び」を願ってプロデューサー的に行動する人は、大学プロデューサーです。
予備校や塾で働きながら、教育の改革を目指しておられる方、
政治家として、法案を持って社会を変えようとしておられる方、
人と人をつなげながら、地道に地域の教育を変えようとしておられる方、
そんな方々も、大学プロデューサーです。

自分がブログでやりたいのは、このように「大学プロデューサー」として日々がんばっている方々に対して、情報を送ることです。
大学教育を変える大学プロデューサーのための、ブログです。

もちろん、このブログを書いているマイスター自身も、世の中に刺激を与える大学プロデューサーでありたいと思っています。
新しいブログ名称は、自分もそのひとりであるという決意表明も兼ねています。

大学をプロデュースする人たちの手元に、日々いろいろな情報や意見が集まってくる。それを活用しながら、世の多くのプロデューサー達が、社会を少しずつでも変えていく……。
「大学プロデューサーズ・ノート」は、そんな想いを託したブログ名です。

「プロデューサーズ」は「producer’s」ですが、「producers」、つまり複数形での「我々プロデューサー達」という意味合いも込めています。
ちなみにunipro-note というドメインは「university producer’s note」 の略ですが、他にも union 、professional、professor、production と、色々な意味を想起させる文字でいいなぁ、と考えて決めました。音は「UNIQLO」に似ています(笑)

以前は、毎日長文を書いておりましたが、今後はさらにメリハリをつけ、皆様が読みやすい、使いやすいようにしていきたいと思います。
というわけで書かれている内容は長文だったり、短文だったり、データだったりするでしょう。
時にはメモの切れ端のような内容だったりすることも、あるかもしれません。

形式や長さはどうであれ、皆様がそれらを読まれて、

「○○大学ではこんなことが行われているのか。他のところでも使えるかも」

とか、

「こんな問題があるのか。でも、こうしたら解決するんじゃないかな?」

とか、現実の行動に結びつけてくださるようなものを目指します。

文字量や体裁の他、更新頻度などについても今後は、より適切な形を目指していきます。
例えば、現在は記事の更新が精一杯でコメントにお返事ができずにいるのですが、「コメントをつけることに専念する日」とかがあったほうが良さそうでしたら、そういうことも考えます。
毎週、必ずこの曜日は海外の動きをご紹介するとか、ある程度のリズムをつくることも必要かなとも思っています。

本当は、大学プロデューサー的にがんばっている方にインタビューしたり、寄稿していただいたりということも考えたいのですが、いきなり全部に手をつけるのは難しいですので、まずはできるところで、できることをやります。

「大学プロデューサー」の皆様が朝、職場のデスクにつき、パソコンを立ち上げ、最初に開くノートを目指したいと思います。
ノートですから、ブログのコメント欄も、ちょっとした思いつきを書くなどのご用途にお使いください。良い案は、ぜひ皆で共有しましょう。

というわけで、これから数日かけて、ブログのタイトルやURLを変えていきます。
(アクセスできなくなる方が出ないよう、ブログでご連絡をしつつ、段階的に変えていきます)

「俺の職場は大学キャンパス」は今後、「大学プロデューサーズ・ノート」に名称を変え、より一層、皆様のお手元で皆様をサポートしていくブログになっていきます。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

マイスターでした。