趣味は大学探訪のマイスターです。
また、大学キャンパスを見に行ってきましたので、ご紹介します。
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アメリカにある、コロンビア大学です。
アイビーリーグの一角を占め、250年以上の歴史を誇る名門校として知られています。
マイスターの大学探訪も、だんだん遠いところに行くようになってきた気がします。
幸せです。
コロンビア大学がどこにあるかご存じでしょうか。
世界屈指の大都市、ニューヨークはマンハッタンです。
■コロンビア大学の位置(Google Maps)
http://maps.google.co.jp/maps?q=&hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF8&oe=UTF-8&client=firefox&om=1&z=14&ll=40.808028,-73.961334&spn=0.029624,0.082054
地下鉄に乗っていけば、ブロードウェーにもすぐアクセスできてしまう好立地。郊外にキャンパスを構えることが多いアメリカにしては、ちょっと珍しいタイプかもしれません。
もっとも、実際には中心からちょっと離れた地区ですので、治安とか、繁華街に近すぎて勉学に向かないとかいうことはあまり心配なさそうです。
(メディカル・スクールや病院など医療系の施設だけは別のキャンパスになっています)
↓こちらがメインキャンパスのマップです。
■「Columbia University: Campus Map」
http://www.columbia.edu/about_columbia/map/
マップから受ける印象よりも、実際は広いです。
冒頭で挙げた写真は、コロンビア大学のシンボルとしてしばしばビジュアルが紹介される、「LOW MEMORIAL LIBRARY」です。1897年に建設されました。
大学のwebサイトによれば、メインの図書館として使われていたのは1934年までだそうです。現在はマイスターのような外部からの訪問者に対応するセンターや、各種のイベントを行うホールなどとして機能しています。
大学公式webサイトは↓こちら。
■Columbia University in the City of New York
http://www.columbia.edu/
webサイトのタイトルからも、「ニューヨークにある大学」ということをコロンビア大学が強くアピールしている様子がうかがえます。
この大学はアメリカの中でもMBAやロースクール、ジャーナリズム大学院などに対する評価が非常に高いのですが、マンハッタンという立地がそれを支えている部分もあるように思います。
マンハッタン郊外に広大なキャンパスとは、なんと恵まれているのでしょうか。
実際のキャンパス風景は、↓こんな感じです。
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「アイビーリーグ」ってきっとこんな感じなんだろうな……というマイスターの想像を裏切らない風景でした。
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↑こちらが、現在のメイン図書館です。
伝統あるカレッジを持つ大学らしく、ここではキャンパスのそこら中に古代ギリシア、ローマのモチーフが登場します。この写真ではよく見えないのですが、図書館の上部には古代の哲学者や思想家達の名前が彫られています。
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彫刻等も多く飾られています。↑これは有名なロダンの「考える人」。哲学関係を学ぶ校舎の前にありました。心憎い演出です。この像の前で思索にふけるってのはいいですね。
(※ご存じない方のためにお知らせしておきますと、この作品はいくつも鋳造されているので、世界中に本物がたくさんあります)
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キャンパス内には緑も多いです。↑こちらは、学生の自転車の上にいたリスです。
活気がありながらも、勉学に向いた穏やかな雰囲気があるキャンパスです。
かと思うと、ニューヨークらしい現代的な建物もあったりします。
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↑こちらはベルナルド・チュミ氏という建築家の設計による「Alfred Lerner Hall」という建物です。チュミ氏は以前コロンビア大学建築計画・保存大学院の学部長を務めていた、世界的に有名な建築家です。
このように、ビジターにとっても見どころが多いコロンビア大学キャンパスですが、あらかじめ連絡しておけば、学生ガイドがキャンパス・ツアーをやってくれます。
マイスターも、カレッジでサイエンスを専攻する学生さんのツアーを受けましたが、建物の案内の他、大学に関する数字や、学生活動の実際についての紹介などがあり、非常に面白かったです。
コロンビア大学院はアメリカの名門総合大学の例に漏れず、大学院課程が中心になっています。
■「Academic Programs」(Columbia University)
http://www.columbia.edu/academic_programs/index.html
ご興味のある方、大学院からコロンビア、いかがでしょうか。
(もちろん学部段階のカレッジからでもOKです)
ちなみにコロンビア大学は、教員を養成する大学院「ティーチャーズ・カレッジ」の評価も全米トップクラスです。小中学校や高等学校の教育関係者で、海外の教員養成プログラムに関心のある方は、視察や研修に行かれてみるのもいいかもしれません。
■「Teachers College – Graduate School of Education」(Columbia University)
http://www.tc.columbia.edu/
以上、ニューヨークのマイスターでした。
コロンビア大学周辺は、20年前はNY市内でも最も治安の悪いところで、放火されて焼けた建物が数多くあり、失業者が数多く通りに腰を下ろしていました。今は安全なのですね。