今日は、センター試験関連の報道を集めてみました。
しかし、大変な雪でしたね。
都内も、夜まで吹雪いてました。
(センター試験って、なんとなく雪の日が多いイメージがあるのですが、これはマイスターだけ?)
この雪、受験生のみなさんにも影響を与えてしまったようです。
千葉県の「東武野田線」では、雪でスリップした車が踏切事故まで起こしたようで。
【教育関連ニュース】——————————————–
■「受験の朝、また雪…交通機関乱れる」(読売オンライン)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060121it04.htm
■「センター試験、雪対策徹底…除雪準備や会場への足確保」(読売新聞 Yahoo!NEWS掲載)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060120-00000407-yom-soci
■「雪なんかで滑らないぞ…ゆとり世代、センター試験初陣」(読売オンライン)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060121i105.htm
■「<センター試験>全国721会場で一斉に 雪の影響なく」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060121-00000023-mai-soci(毎日新聞 Yahoo!NEWS掲載)
■「センター試験の受験生にも影響 東武野田線で衝突事故」(読売新聞 Yahoo!NEWS掲載)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060121-00000105-yom-soci
■「5会場12人が間に合わず=センター試験」(時事通信 Yahoo!NEWS掲載)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060121-00000045-jij-soci
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-関東地方では2004年や01年にもセンター試験当日に雪が降っている。-(上記記事より)
…だそうです。マイスターの<センター試験=雪>というイメージは、あながち記憶違いでもなかったみたいです。
今回は、予報がはっきり「雪」と告げていたこともあり、各会場とも雪対策には力を入れていたようです。
-福井市の福井工大では、乗用のロータリー除雪車を600万円で新たに購入した。-(上記記事より)
↑これなんて、すごいです!
一般的に行われていたのは、雪かきでしょうかね。
今朝、キャンパス内の雪かきをした教職員や学生アルバイトさんも多かったことでしょう。
明日の朝の道の状況も心配です。
受験生のみなさまは、早めに出るようにしてくださいね。
そして、東武野田線の事故の影響で、会場に着くのが遅れた受験生のみなさんは、災難だったと思います。
事故の犠牲者が出ず、また試験も時間繰り上げでなんとか無事に受けられたのが、不幸中の幸いでした。
※ちなみに、こんな大雪でも、たったひとつメリットになった点があります。
それは、「大雪だと周囲がとても静かになるので、リスニングテストに影響を与えそうな騒音が軽減されたんじゃないか?」ってところです。
マイスターの持ち場だった教室も、本日はいつにもまして静かでした。
さて、今回初となる「リスニングテスト」についても、やっぱり報道が多いです。
【教育関連ニュース】——————————————–
■「大学入試センター試験が始まる 英語のリスニング初実施」(Asahi.com)
http://www.asahi.com/life/update/0121/007.html
■「[センター試験]リスニングテスト、各地でトラブル相次ぐ」(毎日新聞 livedoorNEWS掲載)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1652416/detail?rd
■「英語リスニング、故障・操作ミスで200人が再テスト」(読売オンライン)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060121it14.htm?from=top
■「センター試験 初の英語リスニング 故障は大丈夫?」(毎日新聞 Yahoo!NEWS掲載)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060118-00000023-maip-soci
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マイスターも、リスニングテストの試験監督補助をやっていました。
試験中、「何もトラブルが起きませんように!」と、ずっと祈ってました。
(きっと、全国の試験担当者達がそう思っていたはず!)
そんなマイスターの祈りは多分関係ないと思いますが、特に問題は起きませんでした。
でも、全国のすべての会場で、そううまくいくわけはありませんよね。
何しろ、およそ50万人が受けているわけですからね。
上記の読売新聞の報道によると、
「午後8時現在、約30都道府県の約200人が再テストの対象者になっている」
とのことです。
ところで、「外国語」受験者は50万493人もいます。
この大半がおそらくは「英語」を選択し、ついでにリスニングテストも受けたと考えると、エラーが200人というのは、驚異的な少なさであるようにマイスターには思えるのですが、さて、いかがなのでしょうかね。
※注:この文章を書いている間にも、報道される人数が増えているみたいです。
■「[センター試験]リスニングトラブル続発 384人再テスト」(毎日新聞 Yahoo!NEWS掲載)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1652416/detail?rd
ちなみに、試験で使用したICプレーヤーは、受験生が持ち帰っても良いことになっています。
メモリースティックに試験のデータが入っているということなので、マイスターはこれまでてっきり、
「プレーヤーは試験後に回収し、来年メモリースティックを入れ替えて再利用」
というシステムかと思っていたのですが、違ったのですね。
古い機器をいちいち全部集め、電池を入れ替え、動作確認して使うより、新しいのを作っちゃった方がコストがかからないということなのでしょうね、きっと。
(じゃあメモリースティックにする意味ないじゃん、と思った人は手を挙げて。はーい。)
ちなみに、試験のICプレーヤーに差しこんで使ったメモリースティックを、普通のデータ記録用として使えるのかどうかは、知りません。
もし使えたとしたら、
「子供が試験で持ち帰ってきたメモリースティックを、お父さんが会社で活用」
なんてことも起きそうです。何しろ、50万本近く社会に出回るわけですからね。
今後、全国の会社などで、大学入試センター印のメモリースティックが多数目撃されるかもしれません。
ICプレーヤーの方も、mp3などの音楽データを聞けるかどうかは不明です。
…こちらは、なんだか不可能な気がしますけどね。
もしも音楽プレーヤーとして使えるなら、↓こんなパンクなiPodとして出回るのかも。
■「センターPod」はワンウェイプレイ&ノンストップ
http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2005/10/pod_4238.html
おっとっと、ちょっと話がわき道にそれました。
最後に、こんな報道をご紹介します。
【教育関連ニュース】——————————————–
■「あすから大学入試センター試験 県内7922人挑戦」(南日本新聞)
http://www.373news.com/2000picup/2006/01/picup_20060120_2.htm
■「センター試験の隠岐島会場設置は見送り(島根)」(読売オンライン)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20060120wm04.htm
・「離島等における大学入試センター試験の試験場の設定について(あっせん)(PDF)」(総務省)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/pdf/041209_1_2.pdf
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種子・屋久、徳之島など離島の受験生は、センター試験を受けるために、試験の2日前から船や飛行機で鹿児島市や名瀬市などに向かったのだそうです。
「全国で一斉に同じ試験を受ける」ということはつまり、こういうことなのですね。
都内のように試験会場があふれている場所で働いていると、こういう視点を失いがちですよね。
マイスターも、こういう苦労があるということを考えていませんでした。反省。
-隠岐島には、隠岐、隠岐島前、隠岐水産の県立3高校があり、例年50~60人がセンター試験を受験している。1月は欠航が多く、例年、受験生は3日前には島を出て、備えてきた。
県立隠岐高では今年、28人が18日に参考書などをかばんに詰め、フェリーで出発。松江市内のホテルに5泊し、自習しながら試験に臨むという。宿泊などには1人5万~6万円かかる。
同校の河瀬校長は「将来がかかった大事な試験。長期の宿泊による疲れや費用負担、受験の平等性などを考えれば、早急に島内に会場を」と訴える。 –(上記、読売オンライン記事より)
総務省が大学入試センターに対応を要請した、この隠岐島の事例のように、実際には「全国同じ環境、同じ条件で受験できる」ということには、必ずしもなっていないのですね。
試験の準備や、試験答案輸送などの課題もあるのでしょうが、気持ちとしてはなんとかしてあげたいですね~。
50~60人なら、ちょうど一教室分の規模。許されるのならマイスターも試験運営ボランティアとして渡航したいくらいですが…。
全国統一テストって、大変です。
こうした報道を見ると、本当に、国家の一大イベントなのですね。
以上、今日はセンター試験関連のニュースを集めてみました。
受ける方も運営する方も大変なことが多いですが、大事なイベント。
ぜひ、明日も無事に試験ができるといいですね。
まだ試験はあと一日ありますので、受験生も運営スタッフも気を抜かずにがんばりましょうね!
そんなわけで、明日に備えて今日は早めに寝るマイスターでした。