料理だの、掃除・洗濯だの、食材の買い物だのをしてたら、あっというまに日曜日も終わり。
でも充実した一日でした。
日曜日なので、ニュースクリップをお送りします。
【教育関連ニュース】——————————————–
■「教員免許:更新前に講習義務付け 中教審WG」(産経新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051015k0000m040082000c.html
■「中教審答申素案 『三位一体』真っ向対立」(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/teacher/051013-2teach.html
■「文科省:「寛容度ゼロ」指導を導入検討 米国流、学校に規律と罰則」(毎日新聞 MSNニュース掲載)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/archive/news/2005/10/13/20051013ddm041040093000c.html
■「教育・青少年育成分野で活動するNPO法人関係者等との懇談会(第3回) 参加者の募集について」(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/09/05100301.htm
■「More colleges now offering courses in video game theory(今やより多くの大学が、ビデオゲーム制作理論のコースを提供しています)」(RutlandHerald.com)
http://www.rutlandherald.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20051004/NEWS/510040317/1027
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教員免許の更新制、講習時期などの具体案がいくつか出てきています。
中央教育審議会、教員養成部会のワーキンググループによる途中報告。
教職課程の履修者が学校現場へのインターンシップで子供や現職教員と交流するっていうのは、とてもいいと思います。
これまでは、4年生の教育実習くらいしかそうした機会がありませんでしたから、インターンシップのタイミングは早ければ早いほどいいのではないでしょうか。
現職教員も免許更新の対象に加えるかどうかは今後議論される予定だとのことですが、なんとしてでも、加えていただきたいと思います。
・(参考)教員免許に更新制を導入
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50019434.html
中教審&文科省&文教族議員 VS 地方自治体&総務省&政府 の戦いがいよいよ本格化します
毎週のように、ニュースクリップでご紹介しているこの問題。
中央教育審議会の答申案が出てからも、収まる気配がありません。
というより、これからが正念場のような雰囲気です。
果たして、中学校教職員給与の国の負担金、8,500億円の行方はどうなるのか。
・(参考)「『教育基盤整備、国の責任』…中教審部会長案大筋了承」ほか
http://blog.livedoor.jp/shiki01/archives/50063427.html
米国式、規律を厳格に守らせる教育スタイルが日本に導入されるかもしれません
「ゼロ・トレランス」というのは、アメリカの教育改革に詳しい一部の方にしか知られていなかった教育スタイルでしょう。
文字通り「寛容さ、ゼロ」、ルール至上主義ともとれる、学校の最後の手段です。
アメリカで、荒廃した教育に効果をもたらしたことは事実ですが、アメリカの「荒廃」と、日本の「荒廃」は、背景もレベルも全然違う気がします。
文科省の方も「米国の方式を日本にそのまま持ち込むことは難しいが、参考にできる部分はあるだろう」と述べていますね。
記事の最後に掲載された専門家の意見も真っ二つ。「発達論などの立場から問題行動に走る子の心理を真正面から見つめることが必要だ」という専門家の意見はもっともです。マイスターも、むやみな規律の強化はどうかと思います。
しかし「本当に現状の対応だけで十分か?」という声があるからこそ、ゼロ・トレランスの関心が日本で高まっているわけですよね。教育スタイルとして最前の選択かどうかはともかくとして、現在、ゼロ・トレランスの教育を支持するかと聞かれたら、Yesと答える市民の方も、やはり一定の割合で存在しているような気がします。
文科省、実はNPO関係者の意見も集めてます。
もう応募期間は過ぎていますが、以下のような団体を公募してました。
○下記1~3の教育・青少年育成分野で一定の活動実績を有するNPO法人等。
(1)不登校対応などの学校教育関連分野
(2)放課後の居場所づくりなど地域活動等に取り組む生涯学習関連分野
(3)体験活動や青少年交流等に取り組む青少年育成関連分野
「教育・青少年育成分野で活動するNPO法人関係者等との懇談の機会を設けることにより、今後の施策推進の参考とする」との趣旨。
マイスターは、教育関係NPOの方からのメールでこの活動を知りました。
あまり知られていない活動ですが、こうした機会をこれからも大切にし、政策にしっかり反映させて欲しいと思います。
アメリカで、「テレビゲーム学」を学位として教える大学が増加中です。
英語の記事です。
アメリカで、ゲームデザインなどを教える大学が増えてきているという内容。ゲームデザインのサーティフィケート(証明書)を発行しているワシントン大学の他、ペンシルバニア大学などは、修士の学位を与えるコースも持っています。
背景にあるのは、ゲーム産業の急成長。技術系の大学は、すでにこうした産業界の状況を無視できなくなっている、とのこと。
日本の大学がもたもたしている間に、人材育成で、もうここまでの差がつきました。
いわんこっちゃない。
日本発の優れたクリエイターはこの先も数多く出るでしょうが、産業としてのゲームの開発体制では、じきにアメリカに抜かれそうです。
何やってんだ! 日本の理工系大学!っと。
以上、今回はちょっと変わった英文の記事も混ぜてみました。
普段、日本であまり大きく扱われない記事をご紹介できたらと思いますが、いかがでしたでしょうか?
では、来週もまた、がんばりましょう!
今日は早めに寝ようと誓ったマイスターでした。
こんにちは。教員免許の更新制についてトラックバックさせていだたきました。