生活リズム乱れまくりのマイスターです。
夜勤当番の週って、ほんと学生の時に戻りますよね。
今日は公立大学改革についての研究会に参加してきました。
実はあまり公立大学のガバナンスについて知らなかったので、勉強になりました。
もともと「地域との連携」がアイデンティティの一つである公立大学ですが、法人化を迎えた国立大学の中にもそうした地域重視の方向性を打ち出しているところがチラホラ。
私立大学にも、地域への社会貢献活動に力を入れる学校は以前からあります。
そんなわけで、国立、私立とのキャラの差がわかりにくくなってきました。
公立大、ピンチっ。
あと、公立大学の場合、予算のかなりの部分が地方自治体の一般会計から拠出されています。
したがって、自治体や、議会に対する説明責任も果たさなければいけません。
これまで以上に、自治体に貢献する姿勢をはっきりと打ち出し、具体的な成果にしていくことも、求められそうです。
でも、地域のニーズを大学内に取り入れて、具体的な教育や研究、社会貢献活動としてアウトプットしていくって言っても、従来の大学教員や大学職員の職能では限界がありそう。
おまけに公立大の場合、職員が自治体のローテーション人事に組み入れられていたりします。
いっそう、特定分野のプロが育成しにくい環境ですね。
でも、公立大の中にも、法人化するところが少なからず出てきているみたいですから、人事面でも公立大ならではの、もっと面白い取り組みが行われてもいいかもしれません。
・地元の成長企業と人事交流して、企業の優秀な社員を企画部門に借りてくる。
交換で、若手の職員を企業に送り込んで鍛えてもらうべし。
・地域のNPOメンバーを理事会に入れる。
地元から大学がどう見られてるのか知るべし。
・地域への折衝を専門に行うアドミニストレーター職を新設する。
大学の顔にすべし。
・自治体職員を対象とした人材養成講座を設ける。
自治体の中に大学のファンを増やすべし。
思いつきを、思いついたそばから書いてみました。
でも、ちょっと考えただけでこれだけ案が出るんだし、なんか公立大のアドバンテージって色々ありそうですね。
この時代に大学を新設する強気な首長さん募集ですよ。