マイスターです。
最近、大学職員の勉強の場をいくつか知りました。
■大学行政管理学会
http://www.ne.jp/asahi/juam/office/
「プロフェッショナルとしての大学行政管理職員の確立を目指して、『大学行政・管理』の多様な領域を理論的かつ実践的に研究することを通して、全国の大学横断的な「職員」相互の啓発と研鑚を深めるための専門組織」(設立呼びかけ文より)
その名の通り、大学の管理業正職員、いわゆるアドミニストレーションに関することを研究する学会です。
設立は97年、学会としてはまだ「生まれたて」という年齢かもしれませんね。
以前は大学の管理職クラスしか入会を認められていませんでしたが、現在は一般の職員にも門戸を開いています。
入会にあたっては、「管理職クラスの会員」から推薦をもらう必要があります。
マイスターは学会にメールを送ったら、自分の職場の会員さんを電話で教えてもらえたので、その方に推薦をいただいて入会しました。
先日、さっそく学会誌が送られてきました。
マイスター、一応修士の学位なんぞを過去にいただいているのですが、いやー、こんなに論文を真剣に読んだのは、初めてかもしれません(オイ)。
自分の職業に関わる研究だと、こうも生々しく読めてしまうのですね。
大学職員の、仕事や報酬に関する意識調査、
学部卒と院卒の、職員の意識の違い、
その他、各大学のケーススタディなど、
数字の数々が、もう、それだけで興味津々ですぜ。
「あー、やっぱりなー」とか、
「え、そうなん? 意外~」とか、
まるで週刊誌を読んでいるときのような感覚で読めてしまいます。
論文になじみのない方でも、安心。
まじめに自分たちの職業について考えたいときから、
酒の肴にしたいときまで、幅広く使える論文集ですよ。
(どんな論文集や、と、自分で突っ込んでみる)
■FMICS 高等教育問題研究会
http://www.fmics.org/
フミックス、と読むそうです。
大学の管理経営をはじめ、高等教育のあらゆることを議論する場、といったところでしょうか。
参加しているのは大学職員の方がほとんどですが、マスメディアの方、大学教員の方、各種の教育産業の方など、多様な参加者がおられるようです。
実は、今日がその例会で、マイスターものこのこと出かけて、参加してきました。
たまたま、こないだブログでオススメしたばっかりの進研アド『Between』ですが、今日はその編集長自ら、大学入試に関するデータを解説してくれました。
内容はもちろん、人間のネットワークも広がりそうです。
「うちの大学は、改革する気がないのかぁ!」
とか、日々悶々としておられる方には、オススメです。
■筑波大学 大学研究センター 第十一回短期集中公開研究会
http://130.158.176.12/Rcus11thOpenSeminor(PDFファイルです)
6月27日(月)から、5回に渡って開催されるセミナー。
以前ご紹介した、『SD(スタッフ・ディベロップメント)が育てる大学経営人材―大学冬の時代、大学職員は何をすればよいのか?筑波大学大学研究センター短期集中公開研究会より』の、もとになっているセミナーシリーズなので、楽しみです。
それと、最近、某大学の某研究室のゼミに、モグリで参加し始めました。
マイスターみたいなヤツを、タダで学ばせてくれるのですから、ほんとにありがたいことです。
まだ一回参加しただけですが、とても勉強になります。
いちおう大学院を出たはずのマイスターですが、やはり初心は忘れがち。
かつて恩師に言われたことをまた言われたりして、反省。
やっぱり人間、休まず学び続けなければいけませんねー。
こうして少しずつ積み上げた物を、活かすことも考えねば。
そんなわけでマイスター、なんだかお勉強モードです。
モチベーションも充電できて、ちょっと元気。
他にも、「こんな活動があるぞ!」といった情報をお持ちの方、教えてください。
このブログで、ぜひ、紹介させて頂きます。
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こんにちは。
リンクありがとうございます。
よろしくお願いいたします。