中韓の歴史教科書をネットで購入

■最近、ネットで見つけた言葉。

 Adolf Hitler did say,
”give me control of the textbooks and then I will control the nation.”
(私に教科書が支配できたなら、次に、私は国家を支配するだろう)

内政にヤバイ事情がある国ほど自国の歴史を正当化するってのは、
他でもない世界史に、いやというほど出てくる事例かな、と個人的には思います。

宣伝を用いて世論を自分向きに変える事に長けていたヒトラーも、
自国民を操る道具という点において、教科書を上回るものはないと知っていたんでしょう。

自分は教員ではないけど、教育を提供する産業にいる身としては、
こういうことは理解しておかなければ!と改めて思います。

欧米の事例だったと思いましたが、歴史の教育をする際に
「歴史を潜り抜けてきた文書というのは、時の権力者の都合でまとめられている可能性があります。教科書に書かれた歴史や、現在書店で売られている本についてもそれは同じです。それを踏まえた上で、歴史を学びましょう」
といったことをまず最初に教えるところがあるらしいです。

情報化社会の基本的な教養だよなぁ。見習わなければっ!

■韓国、中国で使われている歴史教科書を読みたいと思って調べたら、
Amazon.co.jpで日本語訳されたものが買えることがわかった。
(ブラジルやタイの教科書もシリーズで売ってました)

た、高い…。

でも、中・韓で教育を受けた人の日本観を理解する手がかりと思えば、これくらいはいいのかな、と思って1-click注文。


入門 中国の歴史―中国中学校歴史教科書


入門韓国の歴史―国定韓国中学校国史教科書

毎月、\1,5000くらい本を買っているけど、今月はピンチかも。
でも、全収入に占める割合からすると、まだまだひとけたパーセント。
企業の研究開発費に相当すると考えれば、これでも少ないのかもしれません。

もっとも、こうして仕入れた知識がいつか収入アップにつながるのなら、という前提ですが。